日本映画界黄金期の巨匠・山中貞雄の作品をレイトショー、初日は西山洋市監督が講演

1938年に29歳の若さで亡くなった映画監督・山中貞雄の作品を特集したレイトショー企画『西山洋市Presents!役に立つ山中貞雄』が、5月30日(土)連日21:00より、ラピュタ阿佐ヶ谷にて上映される。

山中は、若干22歳の時に監督した処女作品『抱寝の長脇差』でその才を知らしめ、1950年代の日本映画黄金期を築き上げた巨匠の1人。本レイトショーでは、ニヒルなヒーローが子供に翻弄される痛快コメディの傑作『丹下左膳餘話 百萬両の壺』の他、脚本を担当した『戦国群盗傳』など、全4作品を上映する。

また今回、映画監督の西山洋市による講演が、各作品の上映初日に行われる。作品への理解を深めつつ、彗星のごとく現れ消えていった、今は亡き巨匠の溢れる才能に震えたい。

『西山洋市Presents! 役に立つ山中貞雄』

2009年5月30日(土)~6月26日(金)連日21:00より
会場:ラピュタ阿佐ヶ谷(東京・阿佐ヶ谷)

上映作品:
『丹下左膳餘話 百萬両の壺』
『河内山宗俊』
『人情紙風船』
『戦国群盗傳』

料金:一般1,200円 シニア・学生1,000円 会員800円
水曜サービスデー1,000円均一

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