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「あの子は私の息子じゃない」腐敗した警察とわが子を思う母の思い『チェンジリング』

アメリカ史の中にに埋もれていた衝撃の実話を映画化した作品『チェンジリング』が、2月20日から全国ロードショーされる。監督は『マディソン郡の橋』や『ミリオンダラー・ベイビー』を手がけたクリント・イーストウッド、主演はアンジェリーナ・ジョリーが演じる。

電話会社に勤めながら9歳の息子ウォルター(ガトリン・グリフィス)を女手ひとつで育てるシングルマザーのクリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)。多忙な彼女の唯一の生き甲斐は愛する我が子の成長を見守ることだった。そんなある日、休日を返上して出勤を頼まれたクリスティンはウォルターを家に残し出かけることになるが、彼は忽然と姿を消してしまう。

5ヶ月後、警察からウォルターを見つけたという朗報が入るが、少年はウォルターと顔立ちのよく似た全くの別人だった。ウォルターだと断固主張する警察、その権力に立ち向かうクリスティン奔走は試練の連続となる。精神病棟での拷問、近郊で起きた少年誘拐殺人事件の脅威、ウォルターを名乗る少年の正体とは...。7年の歳月の果てにクリスティンは衝撃の事実を知ることになる。

警察の腐敗摘発キャンペーンを展開する牧師や同じ入院患者に助けられながら次第に強くたくましくなっていくクリスティンの姿は、実際に6人の子を持つ母親であるアンジーだからこそ演じることができるのかもしれない。アカデミー賞8部門にノミネートされた話題作、奇跡の実話に魂を揺さぶられることは間違いなさそうだ。

『チェンジリング』

2009年2月20日(金)日劇3ほか全国ロードショー

監督・製作・音楽:クリント・イーストウッド
製作:ロン・ハワード、ブライアン・グレイザー
脚本:J・マイケル・ストラジンスキー

キャスト:
アンジェリーナ・ジョリー
ジョン・マルコヴィッチ
ジェフリー・ドノバン
コルム・フィオール
ジェイソン・バトラー・ハーナー
エイミー・ライアン
マイケル・ケリー

配給:東宝東和

(画像:©2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED. )

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