巨大な幾何学オブジェから見つめなおす空間感知、アメリ・クラヴィエ『Au dela -向こう側へ-』

パリ出身の女性アーティスト、Amelie Clavier(アメリ・クラヴィエ)による個展『Au dela -向こう側へ-』が、吉祥寺のArt Center Ongoingで3月5日から開催される。

フランスで開催された若手アーティストの国際コンペティションで大賞を獲得し、今年の初めから1年間、日本で作品を制作しているアメリ。そんな彼女が作り出すのは幾何学的なオブジェが作り出す静謐なインスタレーション空間。それぞれの立体作品は巨大なものが多く、写真や映像では伝わりにくいスケール感をあわせもっている。

しかし、それらの圧倒的な印象と裏腹に、和紙で作られたオブジェの中身は虚空であり、ぼんやりとした光を放つ。鑑賞者はそのギャップを前にして自己認識の脆弱さを感じ、空間を感知することに対しての再検討を余儀なくされることだろう。

会期中は初日のオープニングパーティーに加え、スペシャルイベントを予定。詳細はArt Center Ongoingのウェブサイトで随時発表されるとのこと。

AMELIE CLAVIER(アメリ・クラヴィエ)
『Au dela -向こう側へ-』

2009年3月5日(木)~3月15日(日)
会場:Art Center Ongoing(東京・吉祥寺)
時間:12:00~21:00
定休日:月・火
料金:無料

オープニングパーティー

2009年3月7日(土)19:00~

スペシャルイベント part1

2009年3月14日(土)19:00~

スペシャルイベント part2

2009年3月15日(日)19:00~

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