大日本印刷とジュンク堂書店が、出版業界の活性を目指し資本提携

全国に大型店舗を33店もつジュンク堂書店が、過半数にあたる51%の株式を大日本印刷に譲渡し、同社の傘下に入ることを明らかにした。

ジュンク堂の2008年1月期売上高は405億円、営業利益は4億円。ジュンク堂は売却益で新規出店など事業の拡大を図る予定となっている。経営については、ジュンク堂書店の独自性を生かしていく予定で、従業員や店舗などの変更も特に行われないとのこと。

大日本印刷は昨年8月に書籍販売大手の丸善を子会社化し、出版事業を強化。今後はジュンク堂の書店運営のノウハウに、DNPが持つCRM分析、電子出版やネット通販などのウェブサービス、プリントオンデマンド、店頭プロモーションサービスなどを融合させ、新しいサービス提供していくという。

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