NADiffで写真家・小山泰介による個展『entropix』、都市が有機体に変化する視点とは

写真家・小山泰介による個展『entropix』が、恵比寿のNADiff A/P/A/R/T 2F「G/P gallery」にて開催中だ。

小山は、刻々と変化する都市における人工物の表面、状態、現象の細部をデジタルカメラで撮影し、有機的で抽象度の高い写真作品で注目を集めている作家。昨年9月に出版された初の本格写真集『entropix』に続き、11月の『Paris Photo 2008』、12月の『Photo Miami』など、世界のアートフェアに出展。今回の個展は、国内外での評価も高まる中での開催となった。同展では写真集『entropix』からの作品を中心に、新作も複数展示する。

また、ナディッフ・ギャラリーでは、小山の個展開催にあわせて、4月24日から26日までの3日間限定で、高速スライドショーと新作インクジェットプリントを用いた映像インスタレーションを展示する。26日にはゲストに「UNICLOCK」などを手掛けたクリエイティブディレクター、田中耕一郎を招いてのトーク&サイン会も行われる予定だ。

普段見慣れた都市が、小山の視点を通して、生物や自然と同じような有機体に変わっていく。今まで気付かなかったような、新鮮な視点との出会いを期待したい。

小山泰介個展
『entropix』

2009年4月24日(金)~5月19日(火)
会場:G/P gallery(東京・恵比寿)
時間:12:00~20:00
定休日:月曜日

問い合わせ:03-5422-9331

トーク&サイン

2009年4月26日(日)18:00~
出演:小山泰介
ゲスト:田中耕一郎(株式会社projector代表/クリエイティブディレクター)
企画協力:G/P gallery
協力:キャノンマーケティングジャパン株式会社

小山泰介
『entropix: high speed slide show』

2009年4月24日(金)~4月26日(日)
会場:NADiff a/p/a/r/t
企画協力: G/P gallery
協力:キャノンマーケティングジャパン株式会社

(画像:©TAISUKE KOYAMA)

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