国際的に活躍するニューヨーク在住のディレクター兼フォトグラファーであるTimothy Saccentiの世界初となる個展が、8月14日からDIESEL DENIM GALLERY AOYAMAにて開催される。
Timothy Saccentiは、ミシェル・ゴンドリーやトラクターなどの著名なフィルムディレクターが多数在籍する世界的に有名な映像プロダクション「Partizan」に所属し、Peaches、Pharrell、Erykah Badu、Battlesなど数々のミュージックビデオやアーティスト写真を手がける一目置かれた存在。本展では彼がこの世の意義や存在を唱えたストーリー『この世ならぬ歓びの楽園』をベースに、新作を含む未発表作品を展示する。
また時を同じくして、独創的で斬新な住宅建築を手がける注目の若手建築家・谷尻誠による『Nature Factory』も開催される。これまでに数多くのデザイン賞を受賞する彼が魅せるのは、空間全体で繰り広げるインスタレーション。壁を這うように無数の工事用配管が天井を縦横無尽に駆けめぐり、樹木の成長した姿に見立てたアートを創り上げる。
それぞれが現代美術界に異彩を放つアーティストとして注目を集めているが、革新的なライフスタイルをコンセプトに掲げるディーゼルと彼らのコラボが更なるアートの新境地へ導いてくれるだろう。
DIESEL DENIM GALLERY ART EXHBITION #9
『Garden of unearthly delights / この世ならぬ歓びの楽園』
2009年8月14日(金)~11月8日(日)
会場:DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA 2F
時間:13:00~20:00
参加作家:Timothy Saccenti
キュレーター: Kimiko Mitani Woo / MW Company
『Nature Factory』
2009年8月14日(金)~1月31日(日)
会場:DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA 1F
時間:13:00~20:00
参加作家: Makoto Tanijiri / Suppose design office
キュレーター: 高橋正明(ブライズヘッド)