第142回芥川賞・直木賞候補作発表、芥川賞初となる共作も候補に

第142回芥川賞候補5作品、直木賞候補6作品が発表された。

芥川賞候補作には、大森兄弟『犬はいつも足元にいて』(文藝冬号)、舞城王太郎『ビッチマグネット』(新潮9月号)、松尾スズキ『老人賭博』(文學界8月号)らが名を連ねた。なお、共作が候補作になるのは初めてだという。

直木賞には、池井戸潤『鉄の骨』(講談社)、佐々木譲『廃墟に乞う』(文藝春秋)、辻村深月『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』(講談社)らが選出されている。

選考会は1月14日17:00から築地の新喜楽で行われ、同日に受賞者が発表される。

第142回芥川龍之介賞候補作品

大森兄弟『犬はいつも足元にいて』(文藝冬号)
羽田圭介『ミート・ザ・ビート』(文學界12月号)
藤代泉『ボーダー&レス』(文藝冬号)
舞城王太郎『ビッチマグネット』(新潮9月号)
松尾スズキ『老人賭博』(文學界8月号)

第142回直木三十五賞候補作品

池井戸潤『鉄の骨』(講談社)
佐々木譲『廃墟に乞う』(文藝春秋)
白石一文『ほかならぬ人へ』(祥伝社)
辻村深月『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』(講談社)
葉室麟『花や散るらん』(文藝春秋)
道尾秀介『球体の蛇』(角川書店)

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