恐れを知らぬ悪女3人が暴走するクライムサスペンス映画『ビッチ・スラップ 危険な天使たち』が、シアターN渋谷ほか全国で公開中だ。
ストリッパーのトリクシー、麻薬売人のカメロ、高級娼婦のヘル。闇のフィクサーが隠した2億ドルのダイヤを略奪しようと砂漠に降り立った3人は、隠し場所を吐かせるために拉致した男を殺してしまう。一刻も早くダイヤを探し出そうと砂漠を掘りまくる彼女たちのもとに、サイコな邪魔者たちが次々と襲いかかる。いったい誰が敵で、誰が味方なのかわからない彼女たちだが、さらに3人それぞれが大きな秘密を抱えていた。
映画初出演にして主演デビューを果たしたトップモデルのジュリア・ヴォスをはじめ、美女3人によって繰り広げられるのは、現代のビッチたちの悪の宴。過去をさかのぼるにつれて少しずつ状況が解明されていく予測不可能な展開の中には、スプラッタからスパイアクションまで、ありとあらゆる要素がパロディ感覚でつめこまれている。
監督は、B級映画界の帝王ロジャー・コーマンに見出されたB級映画界の雄、リック・ジェイコブソン。同作では、50年代～70年代のB級映画へのオマージュを捧げつつも、ビジュアルエフェクトを駆使したスタイリッシュな映像を試みるなど、カルトの王道を現代風に描いた作品となっている。
『ビッチ・スラップ 危険な天使たち』
2010年10月23日（土）よりシアターN渋谷ほか全国ロードショー
監督・脚本・製作：リック・ジェイコブソン
キャスト：
ジュリア・ヴォス
エリン・カミングス
アメリカ・オリヴォ
配給：リベロ / 日活
（画像：©:2009 Epic Slap LLC. All Rights Reserved.）
