第144回芥川賞・直木賞の候補全10作品が明らかに

第144回芥川賞候補作品と直木賞候補作品が発表された。

芥川賞候補は、朝吹真理子『きことわ』(新潮9月号)、小谷野敦『母子寮前』(文學界9月号)、田中慎弥『第三紀層の魚』(すばる12月号)、西村賢太『苦役列車』(新潮12月号)、穂田川洋山『あぶらびれ』(文學界11月号)の5作品。朝吹はデビュー作で2010年の『第20回Bunkamuraドゥマゴ文学賞』を受賞するなど注目度が高い。

直木賞候補は、犬飼六岐『蛻』(講談社)、荻原浩『砂の王国』(講談社)、木内昇『漂砂のうたう』(集英社)、貴志祐介『悪の教典』(文藝春秋)、道尾秀介『月と蟹』(文藝春秋)のこちらも5作品。犬飼、木内、貴志の3人は同賞初候補となる。

選考会は1月17日17:00から東京都内にて行われる。なお、今回より芥川賞選考委員に島田雅彦、直木賞選考委員に伊集院静、桐野夏生が新たに参加する。

第144回芥川賞候補作品

・朝吹真理子『きことわ』(新潮9月号)
・小谷野敦『母子寮前』(文學界9月号)
・田中慎弥『第三紀層の魚』(すばる12月号)
・西村賢太『苦役列車』(新潮12月号)
・穂田川洋山『あぶらびれ』(文學界11月号)

第144回直木賞候補作品

・犬飼六岐『蛻(もぬけ)』(講談社)
・荻原浩『砂の王国』(講談社)
・木内昇『漂砂のうたう』(集英社)
・貴志祐介『悪の教典』(文藝春秋)
・道尾秀介『月と蟹』(文藝春秋)

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