宮城県石巻在住ラッパーの音源が「術ノ穴」から配信、被災地の様子伝える映像も

ラッパーの楽団ひとりとKICK-O-MANによるコラボ曲『NORTH EAST COMPLEX part 3.11』が、
Fragmentが主宰するレーベル「術ノ穴」から本日4月27日に配信リリースされた。

東日本大震災の影響で大きな被害を受けた宮城県石巻市に住む楽団ひとりとKICK-O-MAN。同曲は、Fragmentが震災発生13日後の3月24日に2人のもとを訪れ、電気も復旧していない状況のなか、携帯のボイスレコーダーで一発録音を実行。そのアカペラに音を付け加えて完成したものだ。

利益の全額が、レーベルから楽団ひとりとKICK-O-MANのもとに直接届けられる。なお、今回のリリースに関してFragmentは「パフォーマンス、火事場泥棒と言われても仕方ないが、今なお石巻で生活してる2人の生の声を聞いてほしい」「音楽で生まれたお金が少しでも彼らの家族や仲間との今後に繋がればと思います」と語っている。

YouTubeでは同曲のアカペラバージョンが公開されている。石巻市の風景と、生々しいラップにぜひ耳を傾けてみて欲しい。

楽団ひとり&KICK-O-MAN
『NORTH EAST COMPLEX part 3.11』

2011年4月27日iTunesほか配信開始
価格:150円(税込)
SNA-005

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