写真家・編集者の都築響一による写真展『HELL』が、5月28日まで東京・稲荷町のGALERIA DE MUERTEと神田岩本町のZENSHIの2会場で開催されている。
都築は、現代美術、建築、デザインにとどまらず、人々の生活や文化にわたる広範な分野を対象として執筆、書籍編集などの活動を展開。これまでに美術家として『横浜トリエンナーレ 2001』への参加したほか、昨年は広島市現代美術館で個展を行うなど精力的な活動をみせている。
写真展『HELL』では、タイ各地の寺院に存在する地獄彫刻庭園の作品を展示。GALERIA DE MUERTEでは色彩豊かなカラープリント、ZENSHIではモノクロ調でアート色の強い大判プリントを紹介しており、それぞれ全く異なった世界が堪能できるだろう。
都築響一
『HELL』
2011年4月22日(金)~5月28日(土)
会場:東京都 稲荷町 GALERIA DE MUERTE
時間:13:00~19:00
休廊日:水、日曜
会場:東京都 神田岩本町 ZENSHI
時間:12:00~19:00
休廊日:日、月曜
※火曜日は予約制入場
(画像上:Wat Pha Lak Loi, 2006, ワット・パーラックローイ、画像下:Wat Phai Rong Wua, 2006 ワット・パイロンウア)