紛争の中で生き抜く少女の実話描く、ジュリアン・シュナーベル監督作『ミラル』

イスラエル・パレスチナ紛争の中でたくましく生き抜いた少女を描いた映画『ミラル』が、8月6日から東京・渋谷のユーロスペースほか全国で公開される。

同作は、イスラエル生まれのルーラ・ジブリールによる自伝的実話に基づく作品。少女・ミラルは、戦争孤児となった子どもたちのための学校で幼い時からヒンドゥの与える愛と教育を受けて育った。しかし、幾度も立ち現れる占領と紛争のなかで現実を目の当たりにした彼女は、恩師ヒンドゥから受けた愛と教育の信念を貫くべきか、暴力には暴力で対抗すべきか、という壁に直面する。

監督を務めるのは、『潜水服は蝶の夢を見る』『バスキア』などで知られるジュリアン・シュナーベル。躍動感と精彩に富む独特なカメラワークで、パレスチナの海、空、陸、そして力強く生きる女性たちを美しく映し出している。

また、主演には『スラムドッグ$ミリオネア』でヒロインを演じデビューを果たしたフリーダ・ピントを起用したほか、『ミュンヘン』『扉を叩く人』のヒアム・アッバス、『アンチクライスト』のウィレム・デフォーらが名を連ねている。

『ミラル』

2011年8月6日から渋谷ユーロスペースほか全国ロードショー
監督:ジュリアン・シュナーベル
出演:
フリーダ・ピント
ヒアム・アッバス
ウィレム・デフォー
ほか
配給:ユーロスペース+ブロードメディア・スタジオ

(画像:©PATHÉ - ER PRODUCTIONS - EAGLE PICTURES - INDIA TAKE ONE PRODUCTIONS with the participation of CANAL + and CINECINEMA A Jon KILIK Production)

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