魔法仕掛けの電子音楽家Serph、寓話感アップのニューアルバム『Heartstrings』

2011.02.23 Wed

Serphがニューアルバム『Heartstrings』を4月15日にリリースする。

東京在住の男性によるソロプロジェクト・Serphは、2009年にピアノと作曲を始めてわずか3年で完成させたアルバム『accidental tourist』でデビュー。続いてリリースした2ndアルバム『vent』がロングセラーを記録し、ジャズ、ブレイクビーツ、テクノ、映画音楽、プログレなど様々な音楽的要素が曲中で目まぐるしく展開していくスタイルや、インストながら抜群のメロディーライン、そして物語性の強いメルヘンな世界観が、ポップミュージックの新たな形として大きな注目を集めている。

3枚目のアルバムとなる『Heartstrings』では、Serphの寓話的世界観をさらにスケールアップ。トレードマークのジャジーなピアノやチャーミングな電子音に加え、今回は弦楽器を多用し、疾走する多彩なリズムプログラミングや、生き物のように複雑に変化するアレンジメントで、タイトルの通り聴き手の心の琴線に触れるような魔法を仕掛けている。

なお、同作をレーベル「noble」のウェブショップから注文すると、未発表曲を収録したCDが特典として付属する。