食人鬼との死闘をリアルに描いたオーストラリア発のホラー映画『共喰山』が、5月7日より東京・シアターN渋谷ほか全国で公開される。
舞台はオーストラリアの原生林。古代壁画に興味を抱くアーニャは、友達5人と深い森に広がる洞窟へ下見に出かけるが、全裸で水浴びを楽しんでいた仲間のひとりがヒルに襲われてしまう。高熱に倒れた彼女の容態は急速に悪化し、無数の牙をもつ人喰い悪鬼へと変身する。
監督、脚本、製作を手がけるのは、同作が劇場用長編デビュー作となる新鋭ジョシュ・リード。彼の父親はタランティーノが「ベストオブオージーフィルムの1本」と絶賛する『ロング・ウィークエンド』を撮った、オージーホラーの巨匠コリン・エッグルストンであり、彼の影響を受けて育ったジョシュは、同作において世にもおぞましいストーリーを創作している。
スペインの『シッチェス・カタロニア国際映画祭』はじめ、世界の有名映画祭でも場内を騒然とさせたという同作は、食うか・食われるかの「共喰い」バイオレントホラーとして新感覚の恐怖を味わうことができるだろう。
『共喰山』
2011年5月7日よりシアターN渋谷ほか全国ロードショー
監督:ジョシュ・リード
出演:
ゾー・タックウェル=スミス
クリュー・ボイラン
配給:キングレコード
(画像:©2010 Prima Films Pty Ltd.)