『映画館大賞 2011』は邦画話題作が1位、2010年を象徴する作品は『アバター』

全国の映画館スタッフが投票で選出される映画賞『映画館大賞 2011』の受賞作品及び投票結果が発表された。

1位に選ばれたのは中島哲也の監督作『告白』。2位のヤン・イクチュン監督作『息もできない』に80点近くの差をつけ、堂々の大賞に輝いた。3位以降には『アバター 』(ジェームズ・キャメロン監督)、『トイ・ストーリー3』(リー・アンクリッチ監督)、『インセプション』(クリストファー・ノーラン監督)など、アカデミー賞を賑わせた大作が続いている。また新コーナー「2010年を象徴する作品」では、『アバター』が最も多くの票数を獲得している。

特別部門『あの人の1本』では、映画監督の黒沢清が『第9地区』、夏木マリが『闇の列車、光の旅』を選出。2010年に特集上映・リバイバル上映された旧作の中から最も鮮やかに蘇った1本に与えられる『蘇る名画』には、東京・ラピュタ阿佐ヶ谷で開催された特集上映『歌謡曲黄金時代 1960's』から『骨まで愛して』(斎藤武市監督)が選ばれている。

『映画館大賞』のオフィシャルサイトでは上位200作品をはじめ、審査員によるコメントも公開されているので、是非チェックしてみよう。

『映画館大賞 2011』

1位『告白』中島哲也監督
2位『息もできない 』ヤン・イクチュン監督
3位『アバター』ジェームズ・キャメロン監督
4位『トイ・ストーリー3』リー・アンクリッチ監督
5位『インセプション』クリストファー・ノーラン監督
6位『悪人』李相日監督
7位『第9地区』ニール・ブロムカンプ監督
8位『オーケストラ!』ラデュ・ミヘイレアニュ監督
9位『十三人の刺客』三池崇史監督
10位『瞳の奥の秘密』ファン・ホセ・カンパネラ監督
11位『キャタピラー』若松孝二監督
12位『海炭市叙景』熊切和嘉監督
13位『(500)日のサマー』マーク・ウェブ監督
14位『川の底からこんにちは』石井裕也監督
15位『借りぐらしのアリエッティ』米林宏昌監督
16位『ハート・ロッカー』キャサリン・ビグロー監督
17位『インビクタス/負けざる者たち』クリント・イーストウッド監督
18位『春との旅』小林政広監督
19位『ぼくのエリ 200歳の少女』トーマス・アルフレッドソン監督
20位『おとうと』山田洋次監督

特別部門

『あの人の1本』

黒沢清選出
『第9地区』ニール・ブロムカンプ監督
夏木マリ選出
『闇の列車、光の旅』キャリー・ジョージ・フクナガ監督

『蘇る名画』

山根貞男選出
『骨まで愛して』斎藤武市監督

(画像:©花くまゆうさく)

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