ヴェンダースがピナ・バウシュの革新的舞踊世界を3D撮影、衝撃ダンス映画『PINA 3D』

ヴィム・ヴェンダースが舞踊家ピナ・バウシュの世界を撮影したダンスドキュメンタリー映画『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』が、2012年に全国で上映される。

ピナ・バウシュは、現代舞踊に多大な影響を与えたドイツの振付師。ダンスに演劇的手法を取り入れ、独創的かつ革新的な舞踊芸術を確立した。同作は、バウシュが心血を注いできたダンスカンパニー「ヴッパタール舞踊団」によるパフォーマンスを、ヴェンダースが3D撮影によって捉えた作品。撮影は室内外の様々な場所で行われ、高校の体育館、森や交差点といったユニークな場所も舞台となっているほか、生前のバウシュの映像も作中に組み込まれている。

ヴェンダースは、最新の3D撮影技術によって奥行きのある背景から姿が突き出るような新しい効果を生み出しただけでなく、鮮やかな色彩も強調。舞台上の息づかいを感じられるような臨場感溢れる作品に仕上がっている。

バウシュの舞台を目撃し「椅子から投げ出され、床にたたきつけられるような」衝撃を受けたという同監督。バウシュの舞台を観たことがない人はもちろん、観たことがある人にとっても衝撃的な体験になることが期待できそうだ。

※本文・概要内のタイトルを『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』に変更、公開日を追記いたしました(2012年1月25日追記)

CINRA.NETでは、2月16日(木)19:00(開場18:30)から東京・日本シネアーツ試写室(東京都新宿区市谷本村町2-5 AD市ヶ谷ビル)で行われる『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』試写会に5組10名様をご招待いたします!

コチラのメールフォームから応募情報を入力の上、ご応募ください。当選の発表は、当選者様のみ2月9日までにご連絡いたします(なお、ご応募いただいたメールアドレス宛に CINRAのメールマガジンを今後お届けいたします)。(応募締切り:2012年2月7日)

『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』

2012年2月25日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿バルト9他全国順次3D公開
監督・脚本:ヴィム・ヴェンダース
出演:
ピナ・バウシュ
ヴッパタール舞踊団
ほか
配給:ギャガ

(画像:©2010 NEUE ROAD MOVIES GMBH, EUROWIDE FILM PRODUCTION)

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