写真と衣服による視覚対話『アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue』展

写真家アーヴィング・ペンとデザイナーの三宅一生による企画展『アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue』展が、2012年4月8日まで東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催されている。

同展は、三宅一生がデザインした衣服をアーヴィング・ペンが撮影した写真作品を中心に、様々な関連作品を展示するもの。2009年に没したペンは、数々のファッション写真、ポートレート、静物写真などを手掛けた写真家。同展では、ペンが1987年から1999年まで撮影した「ISSEY MIYAKE」の衣服写真250点以上の中から148点を、超高精細プロジェクターによる大画面投影を交えてダイナミックに展示する。

また、マイケル・クロフォードのドローイング、パスカル・ルランによるアニメーションの上映をはじめ、田中一光のデザインによるコレクションポスターを一挙に展示。さらに、ペン自らの手によるオリジナルプリントや撮影用スケッチも特別公開される。

同展のディレクターをはじめ、グラフィックデザインや会場構成は佐藤卓が担当。なお、13年にわたる撮影期間中に三宅は1度も現場に立ち会わず、ペンに全てを任せていたという。同展は、2人のクリエイターによる鮮やかな視覚対話の記録とも言えるだろう。


企画展
『アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue』展

2011年9月16日(金)~2012年4月8日(日)
会場:東京都 六本木 21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン・ガーデン内)
時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)
休館日:火曜日(11月1日、3月20日は開館)、12月27日~1月3日
料金:一般1,000円 大学生800円 中高生500円 小学生以下無料

(画像上から:『アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue』ポスター、ISSEY MIYAKEコレクションポスター、1994年SS(写真:アーヴィング・ペン、ポスターデザイン・タイポグラフィ:田中一光 Photograph copyright by The Irving Penn Foundation、アーヴィング・ペン「12 Apples」、ニューヨーク、1985年(顔料プリント)Copyright by The Irving Penn Foundation、会場写真 Photo: Masaya Yoshimura、会場写真 Photo: Masaya Yoshimura)

  • HOME
  • Art,Design
  • 写真と衣服による視覚対話『アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue』展

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて