自殺用品店営む一家の物語、パトリス・ルコントの初アニメ映画『スーサイド・ショップ』

パトリス・ルコント監督による初のアニメーション映画『スーサイド・ショップ』が、9月7日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開される。

『髪結いの亭主』や『仕立て屋の恋』などの作品で知られるルコント監督。フランスの作家ジャン・トゥーレの小説『自殺用品専門店(Le Magasin des Sucides)』をもとにした同作は、生きる意欲や希望を見いだせない人々が次々に自殺をはかる大都市で、10代続く老舗の自殺用品店を舞台にしたミュージカル仕立ての3Dアニメーション作品だ。店を営む超ネガティブ思考のトゥヴァシュー家に、明るく無邪気な赤ちゃんが誕生したことをきっかけに訪れる店の経営危機や、一家と街の人々の変化などが描かれる。

また、「ミシマ」や「マリリン」など自殺した有名人を思い起こさせる登場人物の名前やミュージカルの歌詞など、随所に織り交ぜられたブラックユーモアや、飛び出す絵本のようなファンタジックな映像なども見どころとなる。

作品情報

『スーサイド・ショップ』

2013年9月7日(土)からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で2D/3D公開
監督・脚本:パトリス・ルコント
音楽:エティエンヌ・ペルション
声の出演:
ベルナール・アラヌ
イザベル・スバド
ケイシー・モッテ・クライン
イザベル・ジアニ
ロラン・ジャンドロン
ほか
配給:コムストック・グループ

(画像:©2012 Diabolo Films, La Petite Reine, ARP, France 3 Cinéma, PCF Magasin des Suicides le film Inc., Entre Chien et Loup, RTBF)

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