印象派の巨匠・ピエール＝オーギュスト・ルノワールの名画『浴女たち』の創作に秘められた物語を描く映画『ルノワール 陽だまりの裸婦』が、10月4日から東京・有楽町のTOHOシネマズシャンテほか全国で公開される。
1915年にフランスのコート・ダジュールで人生の黄昏時を迎え、病の為に満足に絵筆が握れなくなっていたルノワール。同作では、最愛の妻の死や次男のジャンが戦地で負傷した知らせから失意の底にいたルノワールの前に、輝くような美しさと生命力を持った女性・アンドレが現れたことから、自身が生涯最高傑作と位置づけた『浴女たち』を創作する様子が描かれている。原作は、ルノワールのひ孫であるジャック・ルノワールが手掛けている。
監督は『メッセージ そして、愛が残る』のジル・ブルドス。撮影監督はウォン・カーウァイ監督『花様年華』、トラン・アン・ユン監督『ノルウェイの森』を手掛けたリー・ピンビンが務めており、ルノワール絵画のもつ光と色彩をスクリーンに再現している。
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作品情報
『ルノワール 陽だまりの裸婦』
2013年10月4日（金）からTOHOシネマズシャンテほか全国で公開
監督：ジル・ブルドス
原作：ジャック・ルノワール『LE TABLEAU AMOUREUX』
音楽：アレクサンドル・デスプラ
出演：
ミシェル・ブーケ
クリスタ・テレ
ヴァンサン・ロティエ
配給：クロックワークス、コムストック・グループ
（画像：©2012 FIDELITE FILMS / WILD BUNCH / MARS FILMS / FRANCE 2 CINEMA）
