Coccoが舞台初主演、劇団鹿殺し丸尾丸一郎が演出・脚本手掛ける『ジルゼの事情』

2013.10.21 Mon

Cocco主演の舞台『ジルゼの事情』が、2014年1月16日から東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!、1月30日から大阪・ABCホールで上演される。

同公演は、劇団鹿殺しの劇団制作部が法人化した「株式会社オフィス鹿」による第1弾プロデュース作品となり、脚本と演出を劇団鹿殺しの代表も務める劇作家・丸尾丸一郎が担当。古典バレエ『ジゼル』の舞台を現代の東京に置き換え、歌やダンスの要素も取り入れた群像劇になるという。

2012年公開の塚本晋也監督作品『KOTOKO』で映画初主演を果たしたCoccoは、同公演で初めて舞台に出演。2011年に開催されたライブ『ザ・ベスト盤ライブ』以来、約2年ぶりにCoccoの歌声を生で聴くことができる点にも注目が集まりそうだ。チケット先行販売は11月9日から劇団鹿殺しのオフィシャルサイトでスタート。一般発売は11月30日から開始される。

同公演についてCoccoは、「歌を生業としている身の上ですが、かつては琉球芝居の役者だった祖父の舞台を見て育ったという生い立ちがあります。必然とも言える人生の流れの中で、いつかはたどり着くだろうと信じていたお芝居に挑む機会を頂き、高鳴る胸に踊り出しそうな現状です。保育園の年長さんで演じた白雪姫以来の舞台となるのですが、不思議と怖れはありません」と意気込みを語っている。

なお、Coccoの配信限定シングル『東京ドリーム』が10月23日にiTunes store、レコチョクほかでリリース。10月25日には同名のエッセイ集『東京ドリーム』が刊行されるほか、同書の刊行を記念する展覧会『Cocco 東京ドリーム展』が10月29日から東京・北青山のギャラリー山陽堂で開催される。同展では書籍表紙の原画や200枚におよぶ手書き原稿用紙などが展示される。