喪失感に苛まれる父娘の日常と現代を不気味に覆う暴力描く『父の秘密』

他愛のない言葉を交わすだけになってしまった父娘の日常と、現代を不気味に覆う暴力を描いた映画『父の秘密』が、11月2日から東京・渋谷のユーロスペースで上映される。

『第65回カンヌ国際映画祭』のある視点部門でグランプリに輝いた『父の秘密』は、妻・ルシアを亡くした喪失感から抜け出せないロベルトと娘のアレハンドラが、新たな生活を求めて引っ越したメキシコシティで過ごす日々を淡々と描いた作品。ある出来事をきっかけに不条理な暴力に呑みこまれていくアレハンドラと、自身が持つ凶暴さを戒めることの出来ないロベルトを見つめながら、そこに隠された数々の秘密の種を丹念に追っている。

監督は、同作が2作目の長編映画となるマイケル・フランコ。アレハンドラ役を『あの日、欲望の大地で』でデビューしたテッサ・イア、ロベルト役をヘルナン・メンドーサが演じている。なお、作品内に出演しているアレハンドラの同級生は、実際のイアの友人によって演じられている。

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作品情報

『父の秘密』

2013年11月2日(土)からユーロスペースほかにて全国順次公開
監督:マイケル・フランコ
出演:
テッサ・イア
ヘルナン・メンドーサ
配給:彩プロ

(画像:Despues de Lucia ©2012)

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