シネマカリテ舞台の映画祭『カリコレ』、新作や未公開作品も含む35作品

2014.04.16 Wed

東京・新宿のシネマカリテを舞台にした映画祭『カリテ・ファンタスティック！シネマ・コレクション2014』が5月17日から開催される。

シネマカリテのオープン1周年を記念して初開催される同イベントでは、新作や旧作、未公開作など全35作品を上映。オープニング作品にはアレハンドロ・ホドロフスキー監督の未完のSF大作を追ったドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』、クロージング作品には、過激な内容から国内公開が危ぶまれていたキム・ギドク監督の日本初公開作品『メビウス』と、『ももいろそらを』で知られる小林啓一監督がボーイズラブやアニメが好きなオタク友達の男女を描いた最新作『ぼんとリンちゃん』が決定している。

また同イベントでは、デスティン・クレットン監督の『SHORT TERM 12』が先行プレミア上映されるほか、濱田岳主演の『サケボム』や、『最強のふたり』のフランソワ・クリュゼ主演の『ターニング・タイド希望の海』、バリー・レヴィンソン監督のパニックホラー『ザ・ベイ』といった最新作も上映。

さらに、1999年に閉館した名画座・大井武蔵野館を想起させる作品として『江戸川乱歩全集恐怖奇形人間』と『宇宙からのメッセージ』を35mmフィルムで上映する『大井武蔵野館メモリアル』や、未公開ながら評判の高い作品および『ラジー賞』に輝くなど不名誉な評判を得ている作品を上映する『オトカリテ』『バッセカリテ』といった特別企画も開催される。会期中は、上映作品の出演者や監督が登壇するトークイベントも開催予定。上映スケジュールやイベントの詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。

なお、同イベントの大阪版となる『カリテ・ファンタスティック！シネマ・コレクション2014 in 大阪』が、6月21日から7月11日まで大阪のシネ・リーブル梅田で開催される。

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