ジブリ最新作の世界を体験できる巨大空間アートに、『思い出のマーニー×種田陽平展』

スタジオジブリ最新作の『思い出のマーニー』の世界を表現する『思い出のマーニー×種田陽平展』が、7月27日から東京・両国の江戸東京博物館で開催される。

『思い出のマーニー』は、『借りぐらしのアリエッティ』に続く、米林宏昌監督の長編映画第2弾作品。イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンによる1967年発表の児童文学をもとにした、12才の少女・杏奈と謎の少女マーニーの物語。杏奈の声を高月彩良、マーニーの声を有村架純が演じるほか、美術監督を種田陽平が務める。種田は、岩井俊二、三谷幸喜、クェンティン・タランティーノらの作品をこれまでに手掛けているが、アニメーション映画の美術監督を担当するのは同作が初となる。

『思い出のマーニー×種田陽平展』は、『借りぐらしのアリエッティ』公開時に開催された『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』において、映画の中で小人の住む世界を三次元に建ち上げ会場を構成し話題を集めた種田が、『思い出のマーニー』の世界を巨大な空間アートで表現する展覧会となる。

物語の鍵ともなる、杏奈がマーニーと出会う場所「湿っ地(しめっち)屋敷」や、映画に登場する二次元の世界を小道具や装飾にもこだわり、実写映画セットのように表現するという。また、同作の美術資料も多数展示される予定。

なお、種田は7月10日から東京・武蔵小金井の江戸東京たてもの園で開催される、『ジブリの立体建造物展』のコンセプトデザイナーも担当している。スタジオジブリの作品に登場する多様な建築物に焦点を当てた同展では、ミニチュアの立体作品をはじめ、映画に登場する建築物の設定資料や背景画などの美術資料を展示する。

イベント情報

『思い出のマーニー×種田陽平展』

2014年7月27日(日)~9月15日(月・祝)
会場:東京都 両国 江戸東京博物館
時間:9:30~17:30(土曜は19:30まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:8月4日、9月1日
料金:
当日 一般1,300円 大学生1,040円 高校生以下・65歳以上650円
前売 一般1,100円 大学生840円 高校生以下・65歳以上450円
※未就学児童、身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方2名までは無料

(画像上・中:映画『思い出のマーニー』イラスト ©2014 GNDHDDTK、画像下:『思い出のマーニー×種田陽平展』ロゴ)

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