欧州メディア芸術賞『アルス・エレクトロニカ賞』受賞者発表、日本人受賞者は9組

オーストリアのメディアアート賞『Prix Ars Electronica』の2014年度の受賞者が発表された。

1987年から毎年優れたメディアアートを表彰している同賞。77か国から2,703エントリーがあった2014年度は、「コンピューターアニメーション/FILM/VFX」「インタラクティブアート」「デジタルコミュニティ」など6部門で作品の表彰が行われた。

今回発表された日本人受賞者の作品は、「コンピューターアニメーション/FILM/VFX」部門の優秀賞に選出された五島一浩の3D映像作品『Shadowland』、同部門に入選したカワイオカムラの『Columbos』、水尻自子の『Futon』、平岡政展『Land』、「インタラクティブアート」部門に入選したチームラボの『Peace can be Realized Even without Order』、菅野薫、保持壮太郎、大来優、キリーロバ・ナージャ、米澤香子、関根光才、澤井妙治、真鍋大度による本田技研工業のコンテンツ『Sound of Honda / Ayrton Senna 1989』、安藤僚子、犬飼博士による『スポーツタイムマシン』、「デジタルコミュニティ」部門のグランプリである「ゴールデン・ニカ賞」に選出された「ふんばろう東日本支援プロジェクト」、「the next idea」部門に入選した森翔太の『仕込みiPhone』。全受賞者および受賞作品はオフィシャルサイトで確認しよう。

受賞作品は、9月4日からオーストリアのリンツで開催される『The Ars Electronica Festival』で展示される。


(画像上から:『Prix Ars Electronica 2014』ロゴ credit: Ars Electronica、「ゴールデン・ニカ」 Credit: tom mesic、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」 credit: Project Fumbaro Eastern Japan、五島一浩『Shadowland』 credit: Kazuhiro Goshima、五島一浩 credit: Kazuhiro Goshima)

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