ケン・ローチ監督の新作は、実在のアイルランド人活動家描く『ジミー、野を駆ける伝説』

ケン・ローチ監督の新作映画『ジミー、野を駆ける伝説』が、2015年1月17日から東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開される。

『ケス』『麦の穂をゆらす風』『天使の分け前』などで知られるケン・ローチ監督の新作となる同作は、1933年に母国から追放された実在のアイルランド人活動家のジミー・グラルトンが主人公。1932年にニューヨークから10年ぶりに母国へ戻ってきたジミーが庶民の支持を獲得していく一方で、リベラルな思想を持つ彼の影響力を恐れる勢力によってジミーや労働者たちが理不尽に弾圧されていく姿や、裁判が開かれることなくジミーが国外追放処分となった経緯などを描く。

かつて自身が建設したホールを再建させ、権威主義的な教会や地主たちに抑圧されていた庶民のための憩いの場を作り出した主人公のジミーを演じるのは、同作で映画初主演を果たしたバリー・ウォード。さらにジミーの昔の恋人・ウーナ役のシモーヌ・カービー、ジミーの影響力を恐れるシェリダン神父役のジム・ノートンらがキャストに名を連ねている。また脚本を手掛けたのは1996年の『カルラの歌』以降、ローチ監督とタッグを組むポール・ラヴァティ。また『天使の分け前』に引き続き、ロビー・ライアンが撮影監督として参加している。

※記事掲載時、一部内容に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

作品情報

『ジミー、野を駆ける伝説』

2015年1月17日(土)から新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開
監督:ケン・ローチ
脚本:ポール・ラヴァティ
出演:
バリー・ウォード
シモーヌ・カービー
ジム・ノートン
配給:ロングライド

  • HOME
  • Movie,Drama
  • ケン・ローチ監督の新作は、実在のアイルランド人活動家描く『ジミー、野を駆ける伝説』

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて