3年にわたって空撮を敢行した記録映画『天空からの招待状』、ナレーションは西島秀俊

空撮ドキュメンタリー映画『天空からの招待状』が、12月20日から東京・シネマート新宿、シネマート六本木、大阪・シネマート心斎橋ほか全国で順次公開される。

同作は、20年以上にわたって台湾政府「國道新建工程局」の航空写真家として台湾の街を撮影してきたチー・ポーリンによる初の長編ドキュメンタリー。街が変質していく姿を目の当たりにして危機感を覚えたチー監督が、政府職員という安定した生活を投げ打って映画撮影を決意したことをきっかけに制作。3年以上にわたって行われた美しい空撮映像を全編に使用し、環境問題や時事問題をあぶり出した作品に仕上がっている。

なお、撮影開始時はスポンサー探しに苦慮し、借金を背負いながら撮影を続けていたチー監督だが、最終的には台湾のドキュメンタリー映画史上最高となる3億円以上の製作費を集め、台湾公開時には100万人を超える観客動員を記録した。

製作総指揮を務めたのは、『悲情城市』『珈琲時光』などの監督作で知られるホウ・シャオシェン。日本語版のナレーションは西島秀俊が担当している。


作品情報

『天空からの招待状』

2014年12月20日(土)からシネマート新宿、シネマート六本木、シネマート心斎橋ほか全国で順次公開
監督・企画・撮影・編集:チー・ポーリン
日本語ナレーション:西島秀俊
配給:アクセスエー、シネマハイブリッドジャパン

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