夭折した画家が描いた空想世界とイメージの冒険、展覧会『難波田史男の世界』

夭折した画家・難波田史男を紹介する展覧会『難波田史男の世界 イメージの冒険』が、2月8日まで東京・用賀の世田谷美術館で開催されている。

1941年に東京・世田谷区の経堂に生まれ、1960年代に青年期を過ごした難波田史男。1974年に不慮の事故で他界するまでの約15年間の活動期間で、2千点を超える作品群を残した。

2部構成となる同展では、世田谷美術館が所蔵する約800点の難波田史男作品の中から、約300点を展示。「第1部 異次元の未来世界へ」では、群集や未来都市、宇宙の果てといった異次元の空想世界を描いた作品や、トルストイの小説から着想を得た幅6メートルを越える12点組の連作『イワンの馬鹿』などを制作した1960年から1966年までの活動を紹介。「第2部 内なる物語世界へ」では、精神的な苦悩をばねに、透明水彩により滲みやぼかしを施した文学的な作風の小品群を制作した1967年から1973年までを紹介する。


イベント情報

『難波田史男の世界 イメージの冒険』

2014年12月6日(土)~2015年2月8日(日)
会場:東京都 用賀 世田谷美術館 1階展示室
時間:10:00~18:00(最終入場は17:30まで)
休館日:毎週月曜(ただし1月12日は開館、1月13日は休館)、12月29日~1月3日
料金:一般1,000円 65歳以上800円 大高生800円 中小生500円
※一般の障がい者の方は500円、大高中小生の障がい者の方は無料、介助の方は1名まで無料

担当学芸員による展覧会解説
2015年1月29日(木)14:00~15:30
会場:東京都 用賀 世田谷美術館 講堂

『100円ワークショップ』
2015年1月10日(土)、1月17日(土)、1月24日(土)、1月31日(土)、2月7日(土)
時間:13:00~15:00
会場:東京都 用賀 世田谷美術館 地下創作室

関連リンク

  • HOME
  • Art,Design
  • 夭折した画家が描いた空想世界とイメージの冒険、展覧会『難波田史男の世界』

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて