文化庁が『メディア芸術データベース』開設、33万冊の漫画、9千本のアニメなどを登録

文化庁によるデータベースサイト『メディア芸術データベース(開発版)』がオープンした。

同サイトは、日本でこれまでに制作されてきたメディア芸術作品の作品情報や所蔵情報の調査、作品のデジタル化へ向けた事例検証などに2010年度から取り組んできた文化庁が、その成果の一環として開設したもの。漫画、アニメーション、ゲーム、メディアアートの4つの分野で、作品や所蔵先の情報がデータベース化されており、誰でもアクセス、閲覧することができる。

漫画セクションには、明治初期から今年1月までに発行された約25万冊の単行本と、明治初期から昨年12月までに発行された約8万冊の漫画雑誌が登録されており、作品名や作家名などから検索することで、書誌、掲載誌情報、目次情報などを閲覧することができる。アニメーションセクションには、1917年から昨年9月までに発表された約9千タイトルのテレビ放映アニメ、劇場版アニメ、OVAの情報が登録。ゲームセクションでは、1983年から昨年9月までに発売された家庭用ゲーム対応ソフト、1972年から2013年までのアーケードゲームにPCゲームを加えた約3万5千タイトルの情報が閲覧可能になっている。また、メディアアートセクションには、1951年から昨年までに開催された約1万の展覧会やイベント情報データの中から、26のイベントが掲載されている。なお、データベースの内容は随時更新、追加される予定だ。

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