過去の東京の街並みを映画で味わう『東京映画地図』に36本

特集上映『東京映画地図』が、12月20日から東京・ラピュタ阿佐ヶ谷で開催される。

同イベントは、映画の中に映り込んだ東京をエリア別にアーカイブし、地図と人物イラストと共に考察する宮崎祐治のコラム『東京映画地図』とラピュタ阿佐ヶ谷のコラボレーション企画。2011年から『キネマ旬報』で連載中の同コラムで取り上げた作品の中から36本を上映する。

上映作品には、現在では見ることができない跳開式の勝鬨橋を捉えた1952年の作品『東京の恋人』、「お化け煙突」の愛称で親しまれ、1964年に取り壊された千住火力発電所が登場する1962年の『東京湾』、「六本木族」と呼ばれた若者の生態を生々しく描く1961年の青春映画『うるさい妹たち』などがラインナップされている。


イベント情報

『東京映画地図』

2015年12月20日(日)~2016年2月20日(土)
会場:東京都 ラピュタ阿佐ヶ谷
上映作品:
『東京の恋人』(監督:千葉泰樹)
『真昼の罠』(監督:富本壮吉)
『夜の片鱗』(監督:中村登)
『駈けだし刑事』(監督:前田満州夫)
『吹けよ春風』(監督:谷口千吉)
『見事な娘』(監督:瑞穂春海)
『洲崎パラダイス 赤信号』(監督:川島雄三)
『銀座退屈娘』(監督:山本嘉次郎)
『うるさい妹たち』(監督:増村保造)
『赤坂の姉妹 夜の肌』(監督:川島雄三)
『都会の空の用心棒』(監督:野村孝)
『橋』(監督:番匠義彰)
『喜劇 駅前女将』(監督:佐伯幸三)
『若い狼』(監督:恩地日出夫)
『警視庁物語 行方不明』(監督:小西通雄)
『ガラスの中の少女』(監督:若杉光夫)
『青い芽の素顔』(監督:堀池清)
『六本木の夜 愛して愛して』(監督:岩内克己)
『愛情の都』(監督:杉江敏男)
『自由学校』(監督:吉村公三郎)
『明日は月給日』(監督:川島雄三)
『邪魔者は消せ』(監督:牛原陽一)
『胸より胸に』(監督:家城巳代治)
『あゝ青春の胸の血は』(監督:森永健次郎)
『もぐら横丁』(監督:清水宏)
『憎いもの』(監督:丸山誠治)
『墨東綺譚』(監督:豊田四郎)
『とんかつ大将』(監督:川島雄三)
『ひとりぼっちの二人だが』(監督:舛田利雄)
『踊子』(監督:清水宏)
『にっぽんのお婆あちゃん』(監督:今井正)
『七人の刑事 終着駅の女』(監督:若杉光夫)
『野獣狩り』(監督:須川栄三)
『東京湾』(監督:野村芳太郎)
『現代っ子』(監督:中平康)
『その場所に女ありて』(監督:鈴木英夫)
料金:一般1,200円 シニア・学生1,000円 会員800円 3回券2,700円
※水曜は1,000円均一

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