KERAの27年ぶりソロアルバム、有頂天のセルフカバーも

KERAのニューアルバム『Brown, White & Black』が、2016年1月20日にリリースされる。

今年6月に有頂天の24年ぶりとなる新作『lost and found』と、ケラ&ザ・シンセサイザーズのニューアルバム『BROKEN FLOWER』を同時に発表したケラリーノ・サンドロヴィッチ。1988年リリースの『原色』以来、約27年ぶりのソロアルバムとなる同作のテーマは「ジャズ」となり、ジャズミュージシャンだった父に捧げるジャズアルバムに仕上がっているという。

収録曲は、書き下ろしの新曲6曲に加えて、スタンダードナンバーの“Shine”、“Lover, Come Back to Me(恋人よ我に帰れ)”、ゲルニカの“復興の歌”、灰田勝彦の“東京の屋根の下”、エノケンこと榎本健一も歌った“月光値千金”、日本の愛唱歌“学生時代”、さらにセルフカバーとなる有頂天“ミシシッピ” など全13曲。ジャケットは3面紙ジャケット仕様となっており、オールカラーのブックレットが付属する。

なお有頂天とケラ&ザ・シンセサイザーズのツーマンイベントが、12月12日に東京・新宿ロフトで開催。ケラ&ザ・シンセサイザーズのゲストとして田渕ひさ子らが参加する予定だ。チケットは現在販売中。

KERAのコメント

88年に秋元康氏のプロデュースで発表した「原色」以来、実に27年ぶりのソロ・アルバムを、年末にお届けしたい。
こちらはジャズだ。ジャズといってもエノケンとか二村定一のような、一種のフェイク・ジャズ。
父親に聴かせたかったアルバムを、ようやく作れる。

リリース情報

KERA
『Brown, White & Black』(CD)

2016年1月20日(水)発売
価格:3,240円(税込)
CDSOL-1700

1. Old Boys(SWING)
2. Shine(That's Why They Call Me Shine)
3. 半ダースの夢
4. これでおあいこ
5. 学生時代
6. Lover, Come Back to Me
7. ミシシッピ
8. 流刑地
9. 月光値千金
10. 東京の屋根の下
11. 復興の歌
12. 地図と領土
13. フォレスト・グリーン(或いは、あの歌をいつか歌えるか)

amazonで購入する

イベント情報

『有頂天VSケラ&ザ・シンセサイザーズ ツーマンライブ』

2015年12月12日(土)OPEN 18:00 / START 19:00
会場:東京都 新宿ロフト
出演:
有頂天
ケラ&ザ・シンセサイザーズ
料金:前売5,000円 当日5,500円(共にドリンク別)

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