アカデミー賞候補『レヴェナント』が最多、『マッドマックス』10部門

『第88回アカデミー賞』の候補作品が、現地時間の1月14日に発表された。

作品賞にノミネートされたのは、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『ブリッジ・オブ・スパイ』『ブルックリン』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『オデッセイ』『レヴェナント:蘇えりし者』『ルーム』『スポットライト 世紀のスクープ』の8作品。アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の新作で、坂本龍一とAlva Notoが音楽を手掛けた『レヴェナント:蘇えりし者』が、主演男優賞、助演男優賞、監督賞を含む最多12部門にノミネートされた。また『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、監督賞、撮影賞など10部門の候補に挙がっている。

また長編アニメ部門にスタジオジブリによる映画『思い出のマーニー』がノミネート。長編ドキュメンタリー部門の候補にエイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画『AMY(原題)』や、ジョシュア・オッペンハイマー監督の『ルック・オブ・サイレンス』が挙げられているほか、外国語映画賞の候補作にはハンガリーの映画『サウルの息子』、フランス映画『裸足の季節』などがラインナップしている。主題歌賞には、サム・スミスが担当した『007 スペクター』の主題歌であるサム・スミスの楽曲“Writing's On The Wall”がノミネートを果たした。

授賞式は現地時間の2月28日に行なわれる。

詳細情報

『第88回アカデミー賞』主要6部門ノミネート作品

作品賞
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
『ブリッジ・オブ・スパイ』
『ブルックリン』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『ルーム』
『スポットライト 世紀のスクープ』

監督賞
ジョージ・ミラー『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
レニー・アブラハムソン『ルーム』
トム・マッカーシー『スポットライト 世紀のスクープ』
アダム・マッケイ『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ『レヴェナント:蘇えりし者』

主演男優賞
ブライアン・クランストン『TRUMBO(原題)』
マット・デイモン『オデッセイ』
レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント:蘇えりし者』
マイケル・ファスベンダー『スティーブ・ジョブズ』
エディ・レッドメイン『リリーのすべて』

主演女優賞
ケイト・ブランシェット『キャロル』
ブリー・ラーソン『ルーム』
ジェニファー・ローレンス『JOY(原題)』
シャーロット・ランプリング『さざなみ』
シアーシャ・ローナン『ブルックリン』

助演男優賞
クリスチャン・ベール『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
トム・ハーディ『レヴェナント:蘇えりし者』
マーク・ライランス『ブリッジ・オブ・スパイ』
マーク・ラファロ『スポットライト 世紀のスクープ』
シルヴェスター・スタローン『クリード チャンプを継ぐ男』

助演女優賞
ジェニファー・ジェイソン・リー『ヘイトフル・エイト』
ルーニー・マーラ『キャロル』
レイチェル・マクアダムス『スポットライト 世紀のスクープ』
アリシア・ヴィキャンデル『リリーのすべて』
ケイト・ウインスレット『スティーブ・ジョブズ』

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