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蜷川幸雄が80歳で死去、古典から現代劇まで精力的に演出

演出家の蜷川幸雄が亡くなったことがわかった。80歳だった。

蜷川は昨年12月に体調を崩し、軽度の肺炎と診断されたため入院。蜷川の半生を藤田貴大(マームとジプシー)が舞台化する『蜷の綿 -Nina's Cotton-』の稽古に向けて療養を続けていたが、1月に公演延期が発表されていた。また演出を担当するシェイクスピア劇『尺には尺を』が5月25日から、森田剛や宮沢りえらが出演する『ビニールの城』が8月から上演を控えていた。

1935年に埼玉・川口で生まれた蜷川は、1955年に劇団青俳に入団。1969年に舞台『真情あふるる軽薄さ』で演出家デビューを果たし、1974年の『ロミオとジュリエット』を皮切りに、国内外の現代劇や近松門左衛門、シェイクスピア、ギリシャ悲劇など多彩な作品を演出してきた。また1980年代から海外公演も積極的に行ない、「世界のニナガワ」とも称された。

1998年に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場の「彩の国シェイクスピアシリーズ」の芸術監督、1999年からは東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンの芸術監督に就任。55歳以上限定の劇団「さいたまゴールド・シアター」の主宰も務めた。2001年に紫綬褒章、2004年に文化功労者、2010年に文化勲章を受章。長女は写真家で映画監督の蜷川実花。

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