大竹しのぶ主演舞台『フェードル』に平岳大、門脇麦、キムラ緑子ら

2017年4月8日から東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンで上演される栗山民也演出の舞台『フェードル』の追加キャストが発表された。

フランスの劇作家ジャン・バティスト・ラシーヌによる戯曲『フェードル』は、古代ギリシャの詩人エウリピデスの悲劇『ヒッポリュトス』から題材を得て、17世紀に作られた作品。名声に輝く王テゼの妻・フェードルと、義理の息子であるイッポリットの禁断の恋が描かれる。これまでにフェードル役を大竹しのぶが演じることが明らかになっていた。

今回出演が発表されたのは、フェードルからの想いを拒絶するイッポリット役の平岳大、フェードルの恋敵でアテネ王家の血を引く王女アリシー役の門脇麦。さらに谷田歩、斉藤まりえ、藤井咲有里、キムラ緑子、今井清隆も共演者に名を連ねる。チケットは1月21日から販売開始。

平岳大のコメント

「あの芝居いつかやりたいなあ」と思ってるうちに時間だけが過ぎ去ってしまい、気づくともう自分が対象年齢からはみ出している。そんなことは役者にとって日常茶飯事だ。しかし、ごく稀に奇跡が起こり、このわたしにも王子の役が舞い込んでくる事がある。しかも母親フェードルは大竹しのぶさんだ。もう死に物狂いでやるしかない。

門脇麦のコメント

いつか思い切り古典作品に浸りたい、挑戦したいとずっと思っていました。それが実現するだけでも嬉しいのにまさか栗山さん大竹さんはじめとする憧れの方々とご一緒出来るなんて!幸せと高揚でワクワクする気持ちと同時に、今から気が引き締まる思いでいっぱいです。必死に食らいつきながら、先輩方から色々なことを学び、素敵な舞台になる様全力を尽くします。

イベント情報

『フェードル』

2017年4月8日(土)~4月30日(日) 会場:東京都 渋谷 Bunkamura シアターコクーン
作:ジャン・バティスト・ラシーヌ 翻訳:岩切正一郎 演出:栗山民也 出演: 大竹しのぶ 平岳大 門脇麦 谷田歩 斉藤まりえ 藤井咲有里 キムラ緑子 今井清隆
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