朝本浩文が逝去、2014年に事故で意識不明

朝本浩文が11月30日に逝去したことがわかった。53歳だった。

2014年9月に自転車を運転中の事故で頭部を強打し、意識不明になった朝本。その後も療養生活を続け、朝本を支援するためのプロジェクト「AID for Asamoto」が行なわれていたほか、2015年にはチャリティーイベント『Asamoto Lovers Aid』も行なわれた。

朝本の死去は、AID for AsamotoのFacebookページで妻によって報告されたもの。文中では、「事故から2年2ヶ月に及ぶ、長い療養生活でしたがとても安らかな旅立ちでした」と報告されており、朝本との思い出が綴られている。投稿は「朝本浩文の美しい楽曲の数々が、彼の魂と共に生き続ける事を願っております。これまでの主人に対する皆様のご厚情、ご配慮、そしてあたたかくお見守り下さいました深い愛情に、心より感謝申し上げます」と結ばれている。

なお葬儀は密葬にて執り行われたとのこと。後日、朝本浩文を見送る会が開催される予定だ。

朝本は1963年生まれ、福岡・北九州出身。1986年からMUTE BEATにキーボーディストとして参加し、脱退後もRam Jam World結成のほか、UAをはじめとする数々のアーティストのプロデュースや、沢田研二、THE BOOMのツアーサポートなどを手掛けてきた。

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