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ブルーハーツ×6監督の映画が資金募集、出演者に斎藤工、優香、永瀬正敏ら

『ラブレター』 ©DAIZ
『ラブレター』 ©DAIZ

オムニバス映画『ブルーハーツが聴こえる』の劇場公開を目指すプロジェクトが、2月15日までクラウドファンディングサイト「Makuake」で資金を募集している。

『ブルーハーツが聴こえる』は、THE BLUE HEARTSの結成30周年企画の一環で制作された作品。THE BLUE HEARTSの楽曲をそれぞれの解釈で映像化した、6本の映画から構成されている。キャストに名を連ねているのは、尾野真千子、市原隼人、斎藤工、優香、永瀬正敏、豊川悦司ら。監督は飯塚健、下山天、井口昇、清水崇、工藤伸一、李相日が務めている。

クラウドファンディングでは、完成目前に製作幹事会社を見舞ったトラブルで、劇場公開ができない状態が続いている同作への上映資金援助を募集。金額に応じて異なる支援のリターンには、監督たちと打ち上げに参加できる権利や、各作品のエンドロールへのクレジット、監督のサイン入り撮影台本、先行試写会の参加権などが用意されている。詳細はMakuakeのプロジェクトページで確認しよう。

飯塚健監督のコメント

遡ること27、8年。
小学校高学年の頃。
曖昧な記憶を辿ると、『はいすくーる落書き』というドラマに行き着く。その主題歌がTHE BLUE HEARTSの『TRAIN-TRAIN』だった。改めて調べてみると、他にも挿入歌として、『星をください』『キスしてほしい』『リンダリンダ』が使用されていた。
これが僕のブルーハーツ初体験だ。衝撃だった。それはもう、挿入歌の記憶がないくらいだから、相当『TRAIN-TRAIN』にヤラれたんだと思う。そうして――3rd Album『TRAIN-TRAIN』が、僕が初めて買ったアルバムになった。

そこからは1st、2ndと遡り、追い掛けた。僅かなお小遣いを貯めては、近所のジャスコの中にあった、CDショップというより、CD区画と言った方が正しいような店に走った。置いてない場合は注文した。届くまでの数日間が、嫌いじゃなかった。
そうこうして部屋にすべてのアルバムが揃った時は、なんだか無敵になった気がした。
そして中2の時、地元群馬の片田舎、渋川市民会館にブルーハーツがやって来た。忘れもしない二学期の、期末テスト前日。
……行くしかなかった。前から7列目、初めて生で観たTHE BLUE HEARTSに、撃ち抜かれた。

とそんな、ブルーハーツしか聴こえない、と言っても過言じゃない思春期を過ごし、大人になり、いや、なれてないかも知れないけど、そのブルーハーツの楽曲をモチーフに物語を紡ぐというオムニバス映画、『ブルーハーツが聴こえる』に参加させて頂きました。
その企画性はもちろん、錚々たる先輩監督たちに混ぜてもらい、「楽しい」しかありませんでした。

そんな映画を一人でも多くの方に観て頂けるよう、チカラを、どうかチカラを貸して下さい。

下山天監督のコメント

28年前、松竹大船撮影所で助監督をしていた僕は、映画への道を諦めようとしていました。
そんな時、ブルーハーツ「青空」のPV撮影が撮影所で行われスタッフとして参加。この現場が僕にとって音楽映像との初めての出逢いで人生の決断をした瞬間でもありました。その後、僕は撮影所を去り映画の道を棄ててPV監督になりました。しかしその道筋が最も映画を監督する最短になるとは当時思いも寄りませんでした。
そして時を超えて自分がブルーハーツをテーマに映画が撮れるなんて…当時の自分の決意に「ありがとう」を言いたいです。
「ブルーハーツが聴こえる」
この6監督6作品との出逢いが、あなたの中で何か頼もしい変化が起きることでしょう。
そんな素敵な出逢いのチャンスを僕らと一緒に創りませんか。

井口昇監督のコメント

僕はブルーハーツさんをリアルタイムで聴いていた世代でしたので、この企画を依頼された時はとても光栄でしたし、絶対やりたいと思いました。
とはいえ、高校時代の僕は学校では隠れるように過ごし、ライブハウスに行く事すら浮いてしまう位の地味な映画少年でしたから、ブルーハーツさんの曲をモチーフにして撮る事はおこがましいのではないかと考えたりしました。

しかし「ラブレター」という曲をあらためて聴いて、高校時代の自分が失恋した時の記憶が脳裏に甦ってきて、その時の気持ちを映像にしたくなりました。

今回の「ラブレター」という作品は、僕にとっての「ロック」です。
女の子とろくに口も利けなかった頃の自分を厚かましくも斎藤工さんに託し、当時叶わなかった想いを果たしてみました。
この作品を観てくれた方々が御自身の青春時代を振り返って胸を熱くして貰えたらとても嬉しいです。

本当に多くの方に見て頂きたい作品です。
みなさんのお力で、ぜひこの作品を上映させてください。

清水崇監督のコメント

“僕の話を聞いてくれ、笑い飛ばしてもいいから”
“人をだましたりするのは、とってもいけないことです”
企画・製作だった心無い大人達から裏切られ、僕らのPUNKな映画たちが魂の悲鳴を上げています!
この状況にブルーハーツの色褪せぬ精神を噛みしめながら、一緒に立ち向かい、拳を振り上げ、叫び、応援してくれる仲間:PUNKSを求めています!
ブルーハーツを浴びて育った6人の少年たちが、今オッチャンになって尚、社会や大人へ叩きつけたい、時代と世代を超えたやりきれない想いが宿っています。

僕ら6人は今“ナイフを持って立って”います。
どうか、この心の声を吐き出す力をください!

工藤伸一監督のコメント

1985年に誕生した「ザ・ブルーハーツ」。
30年後の2015年、この6本の映画が誕生しました。

1987年「リンダリンダ」でメジャーデビュー。
30年後の2017年、この6本の映画を皆さんのチカラでメジャーデビューさせて下さい!

『ブルーハーツが聴こえない』で終止符を打った伝説が、30年の時を経て『ブルーハーツが聴こえる』で再び蘇る!

さあ!
皆さんも一緒に「ザ・ブルーハーツ」の歴史の1ページに名前を刻みましょう!

李相日監督のコメント

ブルーハーツとの出会いは十代の終わり頃。
酒を覚え始め、気乗りしないままカラオケに流れて行くと、必ず誰かが唄っていた。
その度に、飛び跳ねたり叫んだりしなければならない。
正直なところ、当時は斜めに見ていた。
みんなと同じようには、のめり込めなかった。

ただ、時間の流れとともに、誰かが唄うブルーハーツの聴こえ方も変わる。
誰かの幸せを願い唄う人。
自身の悩みを重ね唄う人。
共に美しい思い出を慈しむように唄う人々……

思えば、自分も結婚し、子供ができ、家族を創っている。
様々な人と出会い、助けられ、気がつけば大切な人を失うこともある。
だからこそ、ブルーハーツは色褪せない。
理不尽が溢れるこの世界で、決して諦めてはならないと叫んでいる。
生きることの喜び、愛することの喜びを決して忘れるなと唄っている。

ブルーハーツに与えられた多くの感情を、この映画に込めました。
どうか、我々に、力を借してください。

『ハンマー(48億のブルース)』 ©TOTSU
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『人にやさしく』 ©Solid Feature
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『少年の詩』 ©SHAIKER
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『ジョウネツノバラ』 ©BBmedia
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