
アニメーション監督・神山健治の作品を一挙配信する企画『神山祭』が、本日1月1日からHulu、dアニメストア、バンダイチャンネル、auビデオパスで開催されている。
神山は1966年生まれ。背景美術スタッフとして活動を開始し、押井守主宰の「押井塾」に参加したのち、2002年放送開始の『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』でテレビアニメ初監督を務めた。3月18日には高畑充希主演によるオリジナル長編映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』の全国公開を控えている。
同作の公開を記念する『神山祭』。ラインナップには『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』『東のエデン』『精霊の守り人』といった神山監督による全てのテレビシリーズに加え、各作品の劇場版や、石ノ森章太郎の原作を現代に置き換えた映画『009 RE:CYBORG』を含む全8作品が並ぶ。配信サービスによってラインナップや配信時期が異なるという。詳細は配信サイトでチェックしよう。
なお今回の配信とあわせて、『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』の公開に寄せた神山のコメントが公開された。
神山健治のコメント
これまで、ひとつひとつの作品を大事に、長く見続けてもらえるようなものを意識して作ってきました。今回、初めてのオリジナル長編を作らせてもらうことになりましたが、同じように長く楽しんでもらえる映画になっていると思います。
『ひるね姫~知らないワタシの物語~』は家族のつながりがテーマになっています。周囲とのどういうつながりがあって、今の自分自身がいるのか。そこには、実は自分でも知らない自分自身のストーリーがあるかもしれないということを想像しながら見ていただきたいです。そして、普段映画館に行かないというお父さんたちにも見てもらいたいですね。