『バイプレイヤーズ』がプライムタイム連ドラで復活 5人が無人島生活

連続ドラマ『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』が、2月7日からテレビ東京系で放送される。

同作は遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研の6人が本人役で出演した2017年1月クールのドラマ『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』に続く作品。遠藤、大杉、田口、松重、光石の5人とジャスミン役の北香那が引き続き出演する。前作に出演していた寺島進はスケジュールの都合により参加しない。

深夜ドラマではなく、水曜22:00のプライムタイムドラマとなる今回は遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、松重豊、光石研の5人が、テレビ東京が新たにスタートさせる朝ドラ『しまっこさん』で共演することになるというあらすじ。ロケ地を間違って無人島に漂流した5人がサバイバル生活を強いられる一方で、5人の失踪によって業界は深刻なバイプレイヤー不足に陥るという展開だ。監督は前作引き続き松居大悟をはじめ、横浜聡子、浅野敦也、脚本はふじきみつ彦、宮本武史が手掛ける。

遠藤憲一は同作について「今作の話が来た時、『前作を超えるの無理じゃない?でもやるんだ』...と思いながら初日、現場へ行ってみたら、『超えそう!』という感触を持ったんで、是非!見て下さい」とコメント。

松重豊は「また、皆で割り勘で酒が飲める―」としたうえで、「イケメンも出ません。愛も感動もありません。スリルもサスペンスもありません。いわゆるドラマファンの皆様、申し訳ない。ただただオッさん5人でわちゃわちゃしているだけのドラマです」と語っている。

また大杉漣は「是非一人でも多くの方に見て頂きたいと本当に願っています。見ないと・・・(ニヤリ)」、田口トモロヲは「またメンバーのみなさんと、そして視聴者のみなさんと再会することが出来て、もうミラクルのような幸せです」、光石研は「前作を超えるものになっていますので、是非みなさん、乞うご期待!で楽しみに待っていてください」とそれぞれコメントを寄せている。

なお今回は不参加となった寺島進についてプロデューサーの濱谷晃一(テレビ東京)は「寺島さんの所属事務所のオフィス北野さんからも『今回は寺島がスケジュール合わずすみません!でもうちの俳優も出演しますので、放送を今から楽しみにしてます!』と応援を頂いております」と明かしている。

テレビ東京では同作の放送に先駆けて、前作『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』を本日1月3日に再放送。前作から選出された7話が一挙放送される。

遠藤憲一のコメント

前作が出来上がった時、俺が一番最初に完パケを見て、みんなに「おもしろい!」って言ったのを覚えています。で、今作の話が来た時、「前作を超えるの無理じゃない?でもやるんだ」...と思いながら初日、現場へ行ってみたら「超えそう!」という感触を持ったんで、是非!見て下さい。

大杉漣のコメント

「日本のおじさんたち、結構捨てたもんじゃないよ」という、ただ渋いだけじゃなくて、いろんな“ヒト”として生きてる姿みたいなものが、このドラマの中で散りばめられているような感じがしています。そういう意味では新しいドラマなのかなと思うので、是非一人でも多くの方に見て頂きたいと本当に願っています。見ないと・・・(ニヤリ)。

田口トモロヲのコメント

またメンバーのみなさんと、そして視聴者のみなさんと再会することが出来て、もうミラクルのような幸せです。
またまたみんなと飲める!このワクワク感が映れば、そして観てもらえれば、と思います。
よろしくお願いします!

松重豊のコメント

また、皆で割り勘で酒が飲める―。
しかしテレ東、こんな面倒くさいオジさん達に、よくまた招集かけたなぁ、と、拍手。
イケメンも出ません。愛も感動もありません。スリルもサスペンスもありません。
いわゆるドラマファンの皆様、申し訳ない。ただただオッさん5人でわちゃわちゃして
いるだけのドラマです。

光石研のコメント

今作の話を聞いて、僕は率直に嬉しかった。前作を超えるものになっていますので、是非みなさん、乞うご期待!で楽しみに待っていてください。

北香那のコメント

前回、第2弾をやることになったら...、というもしもの話が出ていた時に、(次の話に)ジャスミンがいなくなってたらどうしよう...とずーーっと思っていました。今回のお話を頂いて、「よかったー!!ジャスミンがまた居るんだ!みなさんにまた会える!」という嬉しい気持ちでいっぱいでした。おじさまたちの、ゆるくてかわいくてシブいコメディです。
その魅力にぜひ注目して頂いて、そして私自身、前作よりも、より馴染んでいるかもと感じているので、おじさまたちとの距離が近くなったジャスミンをぜひ見てください。

濱谷晃一プロデューサー(テレビ東京)のコメント

好評だったので第2弾ができたらよいなと思っていたら、まさかのプライムタイム昇格に驚いています。
殺人事件や恋愛、医療、などを盛り込んで...などとゴールデン仕様にはなっておりません。些細なことに右往左往するおじさまたちに癒されていただければと思います!
多忙を極めるバイプレイヤーの皆さん、スケジュール調整は困難を極めましたが奇跡的に実現しました。
寺島さんの所属事務所のオフィス北野さんからも「今回は寺島がスケジュール合わずすみません!でもうちの俳優も出演しますので、放送を今から楽しみにしてます!」と応援を頂いておりますので、5人になっても前回よりパワーアップして業界視聴率50%超えを!...ではなく、沢山の視聴者の方に見てもらえるよう頑張ります!

浅野敦也監督・プロデューサー(ドリマックス・テレビジョン)のコメント

テレビ東京さまから『バイプレイヤーズをプライムタイムの1時間連ドラに』というお話があった時は「深夜のおじさんのわちゃわちゃ・ゆるシブドラマをゴールデン扱いするなんて、テレビ東京は血迷ったのか?」と思いました。同時に、前作を越えるものを作るには同じ深夜帯だと大変だと思っていたので、やれる手応えを感じました。ということで、プライムタイムの連ドラに革命を起こすためにも、徹底的にゆるいまま、やらせていただきます!でもそれだけだと怒られそうなのでNHKに対抗し、朝ドラ戦争を仕掛けます!(夜ですが)。ロケ地は館山ではなくトロピカルな南の島にします!(冬の無人島ですが)。また前作同様、ゲストの皆様も豪華にお届けしようと思います!(でも前回キャスト費が底をつき会社に怒られたので、猿・ワニ・ハムスターなど一部人ではない共演者も混ぜています。テレビ東京さん、ご了承ください)。
最後に業界関係者の皆様、撮影期間中は再びバイプレイヤー不足が起きると思われます...申し訳ございません!

松居大悟監督のコメント

どうかしてますよね。関わってる人みんなどうかしてるんです。あれは深夜のあの尺だからやりたい放題だったのに、水曜夜の一時間って!家族が寝る前に見る上質なドラマになる!と、危惧していたのですが、大丈夫そうです。僕らは変わりません。なんなら丸くならなければいけないはずなのに、さらに尖っています。やるべき起伏やひっぱりや感動をすべて無視して、濃くするべき物語を薄くして、ただただこのメンバーと共に過ごす濃い空気をお届けします。奇跡と思っていたバイプレイヤーズにもう一度奇跡が起きました。こうなったらとことん奇跡の向こう側までいきたいです。相変わらず緊張しますが、どうぞよろしくお願いします!

番組情報

『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』

2018年2月7日(水)から毎週水曜21:54~22:48にテレビ東京系で放送(初回15分拡大)
監督:松居大悟、横浜聡子、浅野敦也 脚本:ふじきみつ彦、宮本武史 出演: 遠藤憲一 大杉漣 田口トモロヲ 松重豊 光石研 北香那
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