さくらももこが逝去 乳がんのため、53歳

漫画家のさくらももこが、8月15日に逝去していたことがわかった。53歳だった。

これは本日8月27日にオフィシャルサイトやオフィシャルブログで発表されたもの。発表によると乳がんのため、8月15日20:29に息を引き取ったという。通夜や告別式は遺族の意向により、親族・近親者のみで執り行なわれた。

1965年に静岡に生まれ、1984年に漫画家としてデビューしたさくらももこ。1986年に『ちびまる子ちゃん』の連載を『りぼん』でスタートした。『ちびまる子ちゃん』は1990年にアニメ化されて大きな人気を博し、作詞を手掛けたエンディングテーマ“おどるポンポコリン”は同年の『日本レコード大賞』に輝いた。『ちびまる子ちゃん』『コジコジ』『神のちからっ子新聞』といった代表作のほか、『もものかんづめ』などのエッセイも発表している。

オフィシャルサイトの発表では、デビュー30周年にあたってさくらが寄せた「30年間、良い事も大変な事もいっぱいありましたが、私は作家としてとても幸せな月日を送らせていただいています。感謝にたえません」との言葉が紹介されている。また、さくらプロダクションスタッフ一同の言葉として「作品を描けること、それを楽しんで頂けることをいつも感謝していました。これからも皆様に楽しんで頂けることが、さくらももこと私達の願いであり喜びです」と綴られている。

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