性の目覚めと苦悩する若者たち描く『春のめざめ』再演、主演は伊藤健太郎

舞台『春のめざめ』が、4月13日から神奈川・横浜のKAAT神奈川芸術劇場で再演される。

ドイツを舞台に、思春期の少年たちの性の目覚めや大人からの抑圧、苦悩などを描いたフランク・ヴェデキント作の『春のめざめ』。1891年に執筆されたが、過激な内容から上演禁止とされ、初演は15年後の1906年となったという問題作だ。2006年にはブロードウェイでロックミュージカルとして上演され、『トニー賞』で8部門に輝いた。日本では白井晃が演出と構成を手掛け、2017年にストレートプレイとして上演された。

再演では、前回に引き続いて白井晃が構成と演出を担当。同級生の少女ヴェントラと関係し、妊娠させてしまう主人公・メルヒオール役を伊藤健太郎、オーディションでヴェントラ役に選ばれた岡本夏美、将来に絶望して暴走するモーリッツ役を初演に引き続いて栗原類が演じる。音楽は降谷建志、振付は平原慎太郎が担当する。

横浜公演後には東広島公演、兵庫公演を行なう。各公演のチケットは2月10日から販売する。

イベント情報

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース
『春のめざめ』

原作:フランク・ヴェデキント 構成・演出:白井晃 翻訳:酒寄進一 音楽:降谷建志 振付:平原慎太郎 出演: 伊藤健太郎 岡本夏美 栗原類 小川ゲン 中別府葵 古木将也 長友郁真 竹内寿 有川拓也 川添野愛 三田みらの あめくみちこ 河内大和 那須佐代子 大鷹明良 神奈川公演 2019年4月13日(土)~4月29日(月・祝) 会場:神奈川県 横浜 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ 料金:一般6,500円 U24チケット3,250円 高校生以下割引1,000円 シルバー割引(満65歳以上)6,000円 東広島公演 2019年5月6日(月・振休) 会場:広島県 東広島芸術文化ホールくらら 大ホール 料金:S席6,000円 A席5,000円 B席4,000円 学生B席:3,500円 兵庫公演 2019年5月11日(土)全2公演 会場:兵庫県 西宮 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 料金:一般6,500円
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