映画『おもかげ』に竹中直人、シシド・カフカ、加藤登紀子ら12人がコメント

ロドリゴ・ソロゴイェン監督の映画『おもかげ』の公開日が10月23日に決定。著名人コメントが到着した。

『第91回アカデミー賞』短編実写映画賞にノミネートされた短編映画『Madre』をもとにした同作は、我が子をなくした失意から立ち直り、人を赦すことで新たな一歩を踏み出そうとする1人の女性の希望と再生の旅路を描いた作品。主人公エレナ役を演じたマルタ・ニエトは『第76回ヴェネチア国際映画祭』オリゾンティ部門女優賞を受賞した。

コメントを寄せたのは高野ひと深、竹中直人、シシド・カフカ、名越康文、山内マリコ、鎌田實、北村道子、Ed TSUWAKI、辛酸なめ子、綾戸智恵、中江有里、加藤登紀子。今回の発表とあわせて新たな場面写真も公開された。

高野ひと深のコメント

さよならできずに、浜辺を彷徨い続けてた。
さよならできたら、もうどこまでも生きていける。
あとは未来しかないよエレナ!と電話をかけたくなりました。

竹中直人のコメント

たまらなく素敵な映画だった。
俳優たちの息づかい、そして風景…まるで自分がそこにいるかの様な臨場感。
苦しく切なく残酷でいとおしい、打ちよせる波の様な最高のラブストーリー。

シシド・カフカのコメント

男 女 親 子 物 事 時間
その枠を外したら
愛はどんなもので
どんな表現になるのだろう

闇から光の方へと歩き出すのは
何かを許されたと感じたとき

名越康文のコメント

かけがえないものは、無くしたものである。
無くしたものを中心に、世界は回っている。

山内マリコのコメント

悲劇の果てに、失った人の面影に眩惑されるエレナは痛々しい。
だけど誰もが人生のある時期から、そうなるのだ。
愛する人を得て、失い、その面影に心を乱される。

鎌田實のコメント

悲しみ、怒り、憎しみ。
女と母の2つの心が重なり合う。
不可思議な人間の心を、これ以上ない美しいカットで物語る。
希望と再生の芳醇な映画に酔い痴れた。感動!

北村道子のコメント

見る人の感受性を試されるような映画。
スペインの美しい海辺や森の映像、それに呼応するかのような少し不穏な音の効果にぞくっとした。

Ed TSUWAKIのコメント

静かな波を寄せ合うような出会いは二人を取り巻く世界に嵐を起こした。
彼女はどこかで悟っていた。
少年はどこかで悟っていた。
その出会いがその後の二人の世界を赦すだろうと。

辛酸なめ子のコメント

愛を失ったら、どこかから別の愛がやってくる……。
世界は愛で満たされていると思うと、人生に希望が持てます。

綾戸智恵のコメント

オープニングから心拍数上がる!
いいスピードで始まった、なのに10年後、なんやこれ、と思っていたら、えっラスト10秒の爽やか感!!
人は弱い。でも時を重ねて出会いを重ねることで強く優しくなれるんや
そのための10年か。
長くも短くも無く必然な時間。

中江有里のコメント

悲しみの果てに出会った名付けることができない愛は、これまで見たことのない輝きを放っていた。

加藤登紀子のコメント

フラメンコで踊り手が佳境に入った瞬間を「デュエンデー神が乗り移った」、普通じゃない程の域に入ってしまうことをフランス語で「マラドゥー病気」。そんな愛の前では、大人の常識も理性も、家族の優しさも虚しい。胸が痛いほど辛くて美しい映画でした。

作品情報

『おもかげ』

2020年10月23日(金)からシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開
監督・脚本:ロドリゴ・ソロゴイェン 共同脚本:イサベル・ペーニャ 出演: マルタ・ニエト ジュール・ポリエ アレックス・ブレンデミュール アンヌ・コンシニ フレデリック・ピエロ 上映時間:129分 配給:ハピネット 
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