ジャズサックス奏者アルバート・アイラーの日本初書籍刊行 菊地成孔ら執筆

書籍『AA 五十年後のアルバート・アイラー』が1月下旬に刊行される。

1936年にアメリカ・オハイオ州クリーヴランドで生まれ、34歳で夭折したジャズサックス奏者のアルバート・アイラー。ジャズ、ロック、ファンク、R&B、カリプソ、民謡、ノイズ、インプロ、現代音楽に加え、映画や文学に至るまで多大な影響を与えている。

アルバート・アイラーに関する日本初書籍となる同書は、2020年代の視点からその魅力を解き明かすもの。総勢30人以上のミュージシャン、批評家、研究者による音楽分析をはじめ、既存の評論やジャーナリズムの再検討、社会、文化、政治、宗教にまで広がる問題を多角的に考察した「今読まれるべきテキスト」を収録。さらに初邦訳となるアイラーのインタビュー、ディスク紹介、ポスト・アイラー・ミュージックのディスクガイド、アイラーの年譜、全ディスコグラフィー、謎多きESP盤に関する記事が掲載される。

執筆者は、imdkm、大谷能生、大友良英、大西穣、菊地成孔、工藤遥、纐纈雅代、後藤雅洋、後藤護、齊藤聡、佐久間由梨、佐々木敦、竹田賢一、長門洋平、柳樂光隆、奈良真理子、蓮見令麻、原雅明、福島恵一、自由爵士音盤取調掛、不破大輔、細田成嗣、松村正人、村井康司、山﨑香穂、山田光、横井一江、吉田アミ、吉田野乃子、吉田隆一、吉本秀純、渡邊未帆。編者は細田成嗣が務め、装丁・組版は田中芳秀が手掛けた。

1月23日には東京・国分寺のART×JAZZ「M's」で細田成嗣と工藤遥(カンパニー社)によるリスニング&トークイベントを開催。会場では『AA 五十年後のアルバート・アイラー』の先行販売が行なわれる。定員は15人。事前予約制となる。

青山真治のコメント

かつて『AA』なるインタビュー映画を世に出した。
そのタイトルは「間章(あいだ・あきら)」を意味した。
そこにしばしの躊躇がなかったわけではない。
「AA」といえば「アルバート・アイラー」ではないか。
ダブルイニシャルの呪術の無闇な濫用への畏怖は、
それでもいま現れるこの書物とのさらなる「一にして多」を言祝ごう。

書籍情報

『AA 五十年後のアルバート・アイラー』

2021年1月下旬発売 編者:細田成嗣 価格:3,800円(税抜) 発行:カンパニー社
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