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2017年の『F/T』はどうなる?世界が注目する中国新世代も特集

『フェスティバル/トーキョー17』
テキスト
島貫泰介
撮影:豊島望 編集:宮原朋之、川浦慧
2017年の『F/T』はどうなる?世界が注目する中国新世代も特集

世界を席巻しつつあるチャイナ・ユースカルチャーを体感する怒涛のプログラム

毎年初秋の東京で開催する国際舞台芸術祭『フェスティバル/トーキョー(以下、F/T)』。7月18日に行われた記者会見において『F/T17』の全プログラムが発表された。

例年、舞台芸術と現代美術のコラボレーション作品など、異なるジャンルを結ぶ試みを継続してきた『F/T』だが、今回は演劇やダンスを出自としないアーティストたちや、「演劇」でありつつも、かなり変化球的な実験を行う作品が目立つ。また、1980年代から2000年前後に生まれたミレニアル世代の中国人アーティストにフォーカスした中国特集を組むなど、国際的な政治・経済・文化の新潮流に目を向けようとする意志を感じさせるラインナップとなった。本稿では、今年のテーマである「新しい人 広い場所へ」と各作品を照らし合わせながら、記者会見の模様をレポートしていきたい。

『フェスティバル/トーキョー17』ビジュアル / 『フェスティバル/トーキョー17』は9月30日(土)から11月12日(日)まで開催
『フェスティバル/トーキョー17』ビジュアル / 『フェスティバル/トーキョー17』は9月30日(土)から11月12日(日)まで開催(オフィシャルサイトを見る

最初に登壇した『F/T』ディレクターの市村作知雄は、今回のテーマについて次のように語る。

市村:昨年の『F/T』のテーマは「境界を越えて 新しい人へ」でしたが、今年は「新しい人 広い場所へ」となります。では、「新しい人」とは何なのか? それが今回の主要な軸になっています。その体現をするのが『中国特集』と『まちなかパフォーマンスシリーズ』になっています。また、オープニングを飾るピチェ・クランチェンの『Toky Toki Saru(トキ トキ サル)』も、「新しい人」を強く意識した内容になっています。

市村作知雄(『F/T』ディレクター)
市村作知雄(『F/T』ディレクター)

これまで韓国、ミャンマー、マレーシアの作品を紹介してきた連続企画『アジアシリーズ』は、今回は『チャイナ・ニューパワー ― 中国ミレニアル世代 ―』と題して、1978年以降に生まれた中国のインターネット世代の作品にフォーカスする。

おおよそ1980年~2000年生まれを指す「ミレニアルズ」の若者たちは、共産党政府による対外開放政策の恩恵を受けて、欧米への留学を経験し、先端的なアート、音楽、ファッション、サブカルチャーを受容した世代だ。

会見のために来日したチェン・ティエンジュオは、多数のファションデザイナーを輩出したことで知られるロンドンのセントラル・セント・マーチンズを卒業し、現在は仏教ときゃりーぱみゅぱみゅ的世界が融合したようなアート作品、パフォーマンスを発表。そしてファッションブランドも運営する多彩な人物である。『F/T』では、仏教世界にちなんだ『忉利天(とうりてん)』を上演するが、奇抜なファッションや美術と、クラブサウンドが融合するレイヴ的なパフォーマンスになるという。

チェン・ティエンジュオ
チェン・ティエンジュオ

チェン・ティエンジュオ『忉利天(とうりてん)』メインビジュアルphoto:Qianarrchy
チェン・ティエンジュオ『忉利天(とうりてん)』メインビジュアルphoto:Qianarrchy

同シリーズには、趣味の品々で部屋を満たし、夜な夜なYouTuberのように動画配信を行う女の子の生態を作品化した『恋 の 骨 折 り 損 ―空愛①場―』(作・演出:スン・シャオシン)、日本初上陸となるエレクトロニックミュージシャンやロックバンドなどの3組が登場するライブ『秋音之夜』もラインナップされている。世界を席巻しつつあるチャイナ・ユースカルチャーの高揚を体感する、怒涛のプログラムになるだろう。

記者会見の様子
記者会見の様子

劇場を飛び出して街中で上演する『まちなかパフォーマンスシリーズ』

劇場を飛び出し、街中のさまざまな場所でパフォーマンスを行う『まちなかパフォーマンスシリーズ』にも、多彩な作品が並ぶ。江戸川をはさんで東京と隣り合う千葉県松戸市を舞台にした中野成樹+フランケンズ『半七半八(はんしちきどり)』は、観客自身が謎を解決していく、推理ドラマ仕立ての街歩きパフォーマンスだ。

中野:自分は江戸川の東京側の葛飾で生まれて、「自分は東京都民!」という謎の優越感を持って育ったのですが、大人になるにつれてその根拠がどんどん薄れていったんですね。葛飾と言っても、東京の外れですから(苦笑)。じゃあ、目の前の川、その向こうの松戸、そして自分が軸足にしてた東京=江戸って一体なんなんだろう、ってことを考え始めて、最近の作品は作っていたんです。

だから、今回は松戸側から東京を考える機会になると思います。岡本綺堂の探偵小説『半七捕物帳』をベースとした内容になりますが、意識しているのは「(都市の)はしっこ」。北千住や蒲田のような境界のある街が好きで、真ん中ではないことの力の抜け具合、そして緊張感に惹かれます。千葉県のはしっこである松戸で、それを感じたいなと思っています。

中野成樹
中野成樹

中野成樹『半七半八(はんしちきどり)』メインビジュアル photo: Yusuke Abico
中野成樹『半七半八(はんしちきどり)』メインビジュアル photo: Yusuke Abico

また、前回『F/T』に続いて連続登場となる福田毅は、ビンゴ形式の演劇『アドベンチャーBINGO!!』を披露する。パーティーのビンゴカードを用い、それぞれの数字に対応した小さな上演や、さまざまな仕掛けが発生するという同作が上演されるのは、劇場の舞台でもなければ、野外でもなく、他の公演が行われている「劇場のロビー」だ。上演と上演のあいだの時間にすっと介入するようなささやかな営為は、福田が取り組む物語未満の演劇へのアプローチとも重なって見えてくる。

福田毅
福田毅

福田毅『アドベンチャーBINGO!!』メインビジュアル
福田毅『アドベンチャーBINGO!!』メインビジュアル

さて、今回の『まちなかシリーズ』の特徴に現代美術のアーティストや、写真家がパフォーマンス作品を発表する点がある。そのひとつが、遠藤麻衣の『アイ・アム・ノット・フェミニスト!』。もしもフェミニストが恋人から求婚されたとして、どのような婚姻関係が生じるのかを「結婚式」を通じて示すというものだ。

遠藤:私の(実際の)夫でありアーティストの村山悟郎と協力して、契約結婚を上演します。もしも私がフェミニストだったとして、結婚をどのように受け入れていくかというプロセスを描いていきますが、その中心にあるのは契約書の作成。男性の苗字に変えること、契約としてのセックス、妻側が自分の働き方を自粛する(ことを促す)配偶者控除など、結婚にまつわる制度がありますが、契約書を作成する過程のなかで、その問題を明らかにしながら、独自の回答を出していきたいです。

遠藤麻衣
遠藤麻衣

遠藤麻衣『アイ・アム・ノット・フェミニスト!』メインビジュアル
遠藤麻衣『アイ・アム・ノット・フェミニスト!』メインビジュアル

遠藤と村山は、会場となるゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センターに長期滞在し、パフォーマンスと展示で作品を構成する予定だ。

一方、写真家である森栄喜の『Family Regained: The Picnic (ファミリー・リゲインド:ザ・ピクニック)』は、同性同士の結婚と家族をテーマに扱う。

:僕は写真家で普段は撮る側にいるのですが、僕自身も写り込む作品を手がけています。そこで今回は、僕と男性、そして子どもの3人で家族のような集団を結成して、まちなかで出会った人たちに家族写真を撮ってもらうことを計画しています。そのやりとりのなかで、僕たちが家族のように認識され、肯定されていく過程をパフォーマンス・映像化していきます。タイトルを直訳すると「家族の回復」ですが、家族の未来像のようなものを考えていきたいと思っています。

森栄喜
森栄喜

森栄喜『Family Regained: The Picnic(ファミリー・リゲインド:ザ・ピクニック)』メインビジュアル Photo:Eiki Mori Courtesy of KEN NAKAHASHI
森栄喜『Family Regained: The Picnic(ファミリー・リゲインド:ザ・ピクニック)』メインビジュアル Photo:Eiki Mori Courtesy of KEN NAKAHASHI

本作は、トークと映像展示を主体とした変則的な構成になるという。現代美術や写真表現と演劇を舞台上で合流させる試みは近年の演劇シーンでさまざまに行われているが、遠藤と森の新作は、より一歩踏み込んだ新たな作品体験をもたらすだろう。

劇団「ままごと」主宰・柴幸男が、隣り合う2つの劇場での同時上演にチャレンジ

例年に比べ、フェスティバルのメインとなる柱の作品を定めないのが今回の『F/T』の特徴だが、開催規模、ネームバリュー的にもっとも注目度が高いのが、柴幸男『わたしが悲しくないのはあなたが遠いから』だ。劇団「ままごと」を主宰し、代表作『わが星』で日本の現代演劇における日本語ラップの活用に先駆的な役割を果たした彼は、今回、隣り合う2つの劇場で同時に2つのバージョンの作品を上演するチャレンジを行う。

:「距離」をテーマにした作品を作りたいとずっと思っていました。僕は東日本大震災を東海地方で体験して、その距離感と自分の体感の溝を埋める自分のなかでの作業が何年間かありました。(ニュースやネットを介して)テロ事件や選挙の情報が目の前で起こっているかのように伝えられますが、それに対して現実の距離感は開いたままにある。

人間のサイズは変わらずに、情報の速度や距離感が変わっていることがずっと気になっていたんですね。むしろ演劇は逆で、今はないものを舞台上に再び生み出す作業だと思うのですが、距離的に遠くにあるもの、時間的に隔てられたものと付き合う演劇ができないだろうかと考えています。

柴幸男
柴幸男

柴幸男『わたしが悲しくないのはあなたが遠いから』メインビジュアル Photo:左:Hideaki Hamada 右:Ivy Chen
柴幸男『わたしが悲しくないのはあなたが遠いから』メインビジュアル Photo:左:Hideaki Hamada 右:Ivy Chen

最終的にどのような作品になるかは試行錯誤している最中だというが、会場となる東京芸術劇場のシアターイーストとシアターウエストでは全10回公演(つまり裏表で計20回公演)が予定されている。両方の場と時間に立ち会うことはできない=当事者にはなれないという観劇体験は、震災以降の日本だけではなく、難民の流入やポピュリズムの台頭などで人々が分断されていく世界の状況ともリンクするのではないだろうか?

「新しい人へ」は「新しいアイデンティティーを求める人へ」と補足できるかもしれない

これらの作品からわかるのは、『F/T』が掲げる「新しい人へ」には、さまざまな意味と視点が含まれているということだ。20世紀末に市場経済の開放へと踏み出し、世界屈指の大国として復活した中国では、1990年前後のバブル期の日本を思い出させるような文化の爛熟と急成長が起こっている。しかし、表現・思想の自由を抑えつける力も同時にあらわれるのが現在の中国でもある。今回東京にやって来るミレニアル世代のアーティストたちは、2つの力のベクトルのなかで、いかに自分たちのアイデンティティーを発見し、守り、貫いていくかを模索しているように感じる。

また、2020年の東京オリンピックを前に、突如として「自由」や「社会的正しさ」が称揚され始めた感のある日本・東京のなかで、家族や性のあり方を手探りで発見しようとする日本のアーティストたちも、アイデンティティーの探索者と言えるのではないだろうか。その意味で、「新しい人へ」は「新しいアイデンティティーを求める人へ」と補足できるかもしれない。 

「自己同一性」と訳されるアイデンティティーは、しばしば自らの主観的な体験によってのみ得られるものと考えがちだが、実際には自分を取り巻く外的な状況を知ることによって、画定されるものでもある。距離と体感をテーマとする柴の新作のみならず、昨年に引き続き上演されるマレビトの会『福島を上演する』、イスラエル・ユダヤ人女性が演出し、パレスチナ・アラブ人が俳優となる『パレスチナ、イヤーゼロ』、アラブ視点から十字軍の歴史を描く映像作品『十字軍芝居 ― 三部作 ―』も、身体的・心理的に遠い場所の視点・価値観に触れる体験の必要性を伝えるものとしてラインナップされている。

松田正隆(マレビトの会)
松田正隆(マレビトの会)

マレビトの会『福島を上演する』メインビジュアル photo: Keiko Sasaoka
マレビトの会『福島を上演する』メインビジュアル photo: Keiko Sasaoka

また、少し興味深い座組みとして、オープニングのピチェ・クランチェン『Toky Toki Saru(トキ トキ サル)』が猿と人間、そしてクロージングの快快『GORILLA~人間とは何か~』がゴリラと人間の関係をテーマにしていたりする。人に目を向けようとする今年の『F/T』が、猿で始まり、ゴリラで終わるというのも、何らかのメッセージに思えてならないのは、筆者だけだろうか? 新しさを求める人間は、めぐりめぐって動物に回帰する……とか?

まちなかパフォーマンスシリーズ『快快』の『GORILLA ~人間とはなにか~』について会見を行う、作・演出の北川陽子(左)と、山崎皓司(右)
まちなかパフォーマンスシリーズ『快快』の『GORILLA ~人間とはなにか~』について会見を行う、作・演出の北川陽子(左)と、山崎皓司(右)

とはいえ、これらが舞台芸術である以上、実際に体感してみるまでは、どのような作品になっているか、また何を訴えてくるかはわからない。パフォーマンス作品の楽しさは、自分自身も当事者として作品が新鮮に立ち上がる場所に立ち会えることにある。「新しい人」とは、表現者だけでなく、私たち観客自身でもあるのだから。

イベント情報

『フェスティバル/トーキョー17』

2017年9月30日(土)~11月12日(日)
会場:東京都 池袋 東京芸術劇場、あうるすぽっと、千葉県 松戸 PARADISE AIR、ほか

『Toky Toki Saru(トキトキサル)』
2017年9月30日(土)、10月1日(日)全2公演
会場:東京都 南池袋公園ほか
コンセプト・演出:ピチェ・クランチェン
料金:無料

『わたしが悲しくないのはあなたが遠いから』
2017年10月7日(土)~10月15日(日)全20公演
会場:東京都 池袋 東京芸術劇場 シアターイースト、シアターウエスト
作・演出:柴幸男
料金:一般前売4,000円 一般当日4,500円 学生2,600円

マレビトの会
『福島を上演する』

2017年10月7日(土)~10月15日(日)全12公演
会場:東京都 池袋 シアターグリーン BASE THEATER
作・演出:マレビトの会
料金:一般前売3,000円 一般当日3,500円 学生2,000円

『パレスチナ、イヤーゼロ』
2017年10月27日(金)~10月29日(日)全3公演
会場:東京都 池袋 あうるすぽっと
作・演出:イナト・ヴァイツマン
料金:一般前売4,000円 一般当日4,500円 学生2,600円

アジアシリーズ vol.4 中国特集「チャイナ・ニューパワー ―中国ミレニアル世代―」
『忉利天(とうりてん)』

2017年11月10日(金)、11月11日(土)全2公演
会場:東京都 池袋 あうるすぽっと
構成・演出・美術:チェン・ティエンジュオ
料金:一般前売3,500円 一般当日4,000円 学生2,300円

アジアシリーズ vol.4 中国特集「チャイナ・ニューパワー ―中国ミレニアル世代―」
『恋 の 骨 折 り 損 ―空愛①場―』

2017年10月28日(土)、10月29日(日)全2公演
会場:東京都 六本木 SuperDeluxe
作・演出:スン・シャオシン
料金:一般前売2,500円 一般当日3,000円 学生1,600円(全てドリンク別)

アジアシリーズ vol.4 中国特集「チャイナ・ニューパワー ―中国ミレニアル世代―」
『秋音之夜』

2017年11月3日(金・祝)、11月4日(土)
会場:東京都 六本木 スーパー・デラックス
出演:
リー・ダイグオ
シャオ・イエンペン
ワン・モン
Nova Heart
料金:一般前売2,500円 一般当日3,000円 学生1,600円(全てドリンク別)

まちなかパフォーマンスシリーズ
中野成樹+フランケンズ
『半七半八(はんしちきどり)』

2017年10月6日(金)~10月9日(月・祝)全7公演
会場:千葉県 松戸 PARADISE AIR、FANCLUBほか
作・演出:中野成樹
ドラマトゥルク:長島確
原案:岡本綺堂『半七捕物長』より
料金:一般前売3,500円 一般当日4,000円 学生2,300円

まちなかパフォーマンスシリーズ
『アドベンチャーBINGO!!』

2017年10月14日(土)、10月15日(日)、10月27日(金)~11月11日(土)全24公演
会場:東京都 池袋 東京芸術劇場 アトリエウエスト、あうるすぽっと ホワイエ
作・演出・出演:福田毅
料金:一般前売1,500円 一般当日2,000円 学生1,000円
※おみやげ付

まちなかパフォーマンスシリーズ
『アイ・アム・ノット・フェミニスト!』

2017年10月26日(木)~10月29日(日)全8公演
会場:東京都 赤坂 ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター
作・演出・出演:遠藤麻衣
料金:一般前売2,000円 一般当日2,500円 学生1,300円

まちなかパフォーマンスシリーズ
『Family Regained: The Picnic(ファミリー・リゲインド:ザ・ピクニック)』

2017年11月3日(金・祝)~11月12日(日)
構成・演出・出演:森栄喜

映像上映
2017年11月4日(土)~11月12日(日)
会場:東京都 池袋西口公園
料金:無料

トーク
2017年11月3日(金・祝)
会場:東京都 池袋 あうるすぽっと 会議室B
料金:500円

まちなかパフォーマンスシリーズ
快快
『GORILLA ~人間とはなにか~』

2017年11月12日(日)全1公演
会場:東京都 池袋西口公園
作・演出:北川陽子
料金:無料

『十字軍芝居 ― 三部作 ―』
2017年10月14日(土)~10月16日(月)全3公演
会場:東京都 池袋 HUMAXシネマズ
監督:ワエル・シャウキー
料金:一般1,800円 学生1,500円

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