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柴田聡子とクリスマスパーティ。アートな空間でライブ&トーク

『MINA-TO×CINRA.NET presents Small Christmas Party with 柴田聡子』
テキスト
村尾泰郎
撮影:垂水佳菜 編集:川浦慧(CINRA.NET編集部)
柴田聡子とクリスマスパーティ。アートな空間でライブ&トーク

マライア・キャリーのカバーも披露した、柴田聡子によるクリスマスライブ&トーク

街がすっかり冬の装いになった12月6日。東京・表参道のスパイラルで、柴田聡子によるライブ&トークイベント『MINA-TO×CINRA.NET presents Small Christmas Party with 柴田聡子』が開催された。これはスパイラル内にあるショップ「MINA-TO」で12月23日まで開催されているクリスマスフェア『MINA-TO Arts Marche vol.3 PIKKUJOULU -小さなクリスマスパーティ-』のイベントのひとつとして行われたもの。「部屋に花を飾るように気軽な気持ちでアートに親しんで欲しい」――そんな想いで企画された無料イベントは、告知後すぐ満席に達する人気ぶり。

イベントの前半は、柴田のアコースティックギターによる弾き語りライブ。MINA-TOで取り扱われているアート作品やプロダクトがステージを取り囲み、柴田の歌にぴったりの空間を生み出していた。

柴田聡子(しばた さとこ)<br>1986年札幌市生まれ。恩師の助言により2010年より音楽活動を開始。今年リリースした最新作『がんばれ!メロディー』まで、5枚のオリジナルアルバムをリリースしている。
柴田聡子(しばた さとこ)
1986年札幌市生まれ。恩師の助言により2010年より音楽活動を開始。今年リリースした最新作『がんばれ!メロディー』まで、5枚のオリジナルアルバムをリリースしている。

柴田は、“結婚しました”“涙”といった人気曲はじめ7曲を演奏したが、クリスマスイベントということでマライア・キャリーの“All I Want for Christmas Is You”のカバーも披露。ひと足早いクリスマス気分に観客の顔も思わずほころぶ。

柴田聡子

そして、後半はトークショー。美大出身の柴田に、彼女とアートの関係をはじめ、クリスマスにおすすめの音楽や映画、本の話、さらに幼少期のクリスマスの想い出なども聞いた。家族にまつわるイイ話も飛び出して柴田ワールド全開! その一部をここで紹介したい。

「(アートを買うのは)いきなり家に来た猫を世話しているみたいな感じ。あるいはオバQですね」

―ライブお疲れさまでした。スパイラルで歌うのは初めてだと思いますが、プライベートで来られたりしますか?

柴田:CAY(スパイラルの地下にある、レストラン・バー)は何回かあるんですけど、スパイラルに入ったのは実は今日が初めてなんです。なんか大人っぽいし、オシャレだなあと思って足を踏み入れられなかった。地方(北海道)から来たので、なんだかキラキラしてて……。

―スパイラルには、さまざまなアート作品や雑貨が売られていますが、柴田さんはアートを買われたりしたことはありますか?

柴田:5~6年前くらいに友達の作品を買ったことがあります。木材の切れはしに絵が描いてあるもので。

友達の展覧会って、とりあえず行って挨拶して帰る、みたいな雰囲気があるじゃないですか。あれがちょっと解せなくて。その日は「今日こそ作品を買うぞ!」って決意して行ったんです。それで友達に「作品を買いたいんだけど、どれがおすすめかな?」って聞いたら、「これは100年残ると思うから」ってすすめられて。

―ついにアートを買った。

柴田:普通の買い物とは、ちょっと違う感じでしたね。なんか偉そうな気持ちになって(笑)、「よし、買ったぞ!」みたいな。すごく不思議な買い物でした。

柴田が購入したアート作品。作者は箕浦健太郎。(撮影:柴田聡子)
柴田が購入したアート作品。作者は箕浦健太郎。(撮影:柴田聡子)

柴田:雑貨を買うみたいな感じかな? と思っていたんですけど、もっと意味がない感じでよかったですよ。いきなり家に来た猫を世話しているみたいな感じ。あるいはオバQですね。何もしないけど、ただ「オバQだよ~」って言ってるだけみたいな。

―オバQが家にいたら楽しいでしょうね(笑)。その作品はいまどうしているんですか?

柴田:台所に飾っているんですけど、だんだん茶色くなってきました。ヤバいですよね、それが味なのかもしれないけど。

―100年残るんですよね?(笑)

柴田:そう、それを信じて飾ってます(笑)。

柴田聡子(写真左)
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イベント情報

『MINA-TO×CINRA.NET presents Small Christmas Party with 柴田聡子』

2019年12月6日(金)
会場:東京都 表参道 Spiral 1階 MINA-TO
出演:柴田聡子
料金:無料

『MINA-TO Arts Marche vol.3 PIKKUJOULU -小さなクリスマスパーティ-』

2019年12月2日(月)~12月23日(月)
会場:東京都 表参道 スパイラル 1階 MINA-TO
時間:11:00~20:00
参加:
いでたつひろ
エヴィリナ・スコブロンスカ
エレオノール・ボストロム
カワイハルナ
片岡メリヤス
zaziquo
studioBOWL
SPOLOGUM
ポーリー・ファーン
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プロフィール

柴田聡子
柴田聡子(しばた さとこ)

1986年札幌市生まれ。恩師の助言により2010年より音楽活動を開始。今年リリースした最新作『がんばれ!メロディー』まで、5枚のオリジナルアルバムをリリースしている。10月にはバンド編成「柴田聡子inFIRE」による、初のバンドライブ盤『SATOKO SHIBATA TOUR 2019 “GANBARE! MELODY” FINAL at LIQUIDROOM』をリリースしたばかり。また、2016年に上梓した初の詩集『さばーく』では現代詩の賞を受賞。雑誌『文學界』でコラムを連載しており、歌詞だけにとどまらず、独特な言葉の力にも注目を集めている。2017年にはNHKのドラマ『許さないという暴力について考えろ』に主人公の姉役として出演するなど、その表現は形態を選ばない。

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