今週の編集部まとめ

毎週火曜日更新 2018年9月18日
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編集部員の、ちょっとひとこと

  • 矢島由佳子(CINRA.NET編集部)
    矢島由佳子(CINRA.NET編集部)

    平成最後の夏というよりも

    いつの間にか過ぎ去ってしまった、夏。世間的には「平成最後の夏」というフレーズが、おそらく今年の『流行語大賞』にノミネートされるであろうくらい多用されていましたが、個人的には「20代最後の夏」であることのほうがパンチ強くて、それを頭の片隅に置きながら過ごしていました。平成元年生まれの矢島、年号が変わると同時に三十路という節目を迎えます。今年の3月には、「30代の大人がサボってはいけないこと」というテーマでNakamuraEmiさんを取材をさせてもらったのですが、先週公開したNakamuraEmiさんとTSUUJIIさん(POLYPLUS / Calmera)の対談では、TSUUJIIさんにも「30代の大人はどう人と接するべきなのか?」を聞かせてもらいました。4ページ目では、Emiさんも「かっこいいね」と言葉をこぼすほど、男前な発言をされています。会うたびにとびっきりの笑顔をくださる二人です。

  • 山元翔一(CINRA.NET編集部)
    山元翔一(CINRA.NET編集部)

    いまだに魔法がとけぬまま

    昨日はOGRE YOU ASSHOLEの野音ライブへ。端的に言って、将来振り返って、あの場にいたことを誇って然るべき伝説的名演でした。中盤ごろから豪雨に見舞われたかなりハードなコンディションのなか、むしろ雨脚が強まれば強まるほど観客の熱狂はブーストされ、その一方でバンドは沈黙を貫き続ける――それによって立ち上がった異様な空間、そして脳内神経に覚醒を促すような音が、いまだ目と耳に焼きついて離れない。ある種、極限状況の異常なライブ体験を通して、彼らのサディスティックなほどのストイックさ、そして豪雨すらも味方につけるタフさを目の当たりにさせられ、OGRE YOU ASSHOLEが別格の存在であることを確信した次第でした。なお、CINRA.NETでは、野音開催にあたって音響担当のおふたりをお招きした鼎談を実施しているので、よろしければご一読くださいませ。

  • 久野剛士(CINRA.NET編集部)
    久野剛士(CINRA.NET編集部)

    『PFF』でアルドリッチ

    現在、国立映画アーカイブで開催中の『PFF』に。今回「女も男もかっこいい!今こそアルドリッチ」と銘打ち、ロバート・アルドリッチ監督の諸作品が上映されています。私も、この週末は『クワイヤボーイズ』(1977年)を拝見。まるで警察署版の『エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に』。警察官同士の軽妙なやりとりが面白い喜劇ですが、その一方でゲイや女性に対する警官の態度で、現在の価値観では素直に笑えない場面も。「作品としては面白い、でも問題のある描写も」。これは映画に限らず過去の名作に触れるとき、今後もっと課題になっていくジレンマかもしれない。そんなことを考えさせられた、意義深いアルドリッチ鑑賞になりました。

  • 木村直大
    木村直大

    MAJOR FORCE

    9月後半から10月前半にかけて開催される『RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018』。魅力的なプログラムが目白押しで個人的にも楽しみしておりますが、オフィシャルサイトでは日本の伝説的なレーベル「MAJOR FORCE」のドキュメンタリーが公開されています。インタビュイーも当事者である藤原ヒロシ、高木完、K.U.D.Oをはじめ、滝沢伸介やSk8thingなどの豪華メンバーで、彼らの貴重な証言がとにかく面白い! 特にジェームス・ラベル(Mo'Wax)が中西俊夫とK.U.D.Oに出会うエピソードは、何度聞いても胸熱です。ぜひ、ご覧ください。

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突然少年“火ヲ灯ス”

教室でも放課後でも負け続けたこと、弱さ故に大事な友達も傷つけてきたことーー振り返るほど情けなさでズタズタになってきた自分達の青春を全部吐き出しながら、だからこそ今まで裏切らず側にいてくれた人を離さず抱き締めて生きていきたいのだと表明する1stアルバムが『サンキュー・マイ・フレンド・アンド・マイ・ファミリー』だ。ブッチャーズ、eastern youth、NUMBER GIRLを抱き締めて離さない号泣ファズは変わらぬまま、アルバムタイトルの通り「誰に何を歌いたいのか」に重心を置いた結果としてバンドサウンドが撚られ、歌がグッと前に出た。汗と唾を撒き散らす激情の成分はやや減ったが、あなたと友達になりたい、友達との絆を目一杯歌いたい、だからまずは自分達が素っ裸になってあなたと向き合いたいという意志がスウィートなメロディに乗って突き抜けている。「たったそれだけ」をたったひとりに伝えるためにもんどり打つ、バンドの核心がそのまま映し出されたMV。端からライブの中核を担ってきた名曲がさらに躍動している。(矢島大地)

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