マリヤム・トゥザニ

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1980年、モロッコ・タンジェ生まれ。映画監督、脚本家、俳優。ロンドンの大学に進学するまで故郷であるタンジェで過ごす。初めて監督を務めた短編映画『When They Slept(英題)』(2012)は、数多くの国際映画祭で上映され、17の賞を受賞。2015年、『アヤは海辺に行く』も同様に注目を集め、『カイロ国際映画祭』での観客賞をはじめ多くの賞を受賞した。夫であるナビール・アユーシュ監督の代表作『Much Loved(原題)』(2015)では脚本と撮影に参加、『Razzia(原題)』(2017)では脚本の共同執筆に加え主役を演じている。『第74回カンヌ国際映画祭』コンペティション部門に正式出品された『Haut et fort(原題)』では共同脚本を務めた。『モロッコ、彼女たちの朝』(2019)で長編監督デビュー。数々の映画祭で多くの賞を受賞し20か国以上で公開された。長編2作目となる本作でも、前作に続き、『アカデミー賞』国際長編映画部門モロッコ代表に選ばれた。さらに『第76回カンヌ国際映画祭』では、リューベン・オストルンド、ジュリア・デュクルノー、ポール・ダノらと共に審査員に名を連ねている。

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