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バカヤローとか言いながら THE BITE インタビュー

バカヤローとか言いながら THE BITE インタビューをdel.icio.usに追加 このエントリーをはてなブックマークに追加 バカヤローとか言いながら THE BITE インタビューをlivedoorクリップに追加 バカヤローとか言いながら THE BITE インタビューをlivedoorクリップに追加 (2010/08/19)

パンク/ハードコア・シーンで名を馳せるBREAKfAST、NIAGARA33、U.G MAN、EXCLAIMといったバンドで、確固たる地位を築いてきた4人が、原点に立ち返って結成したロック・バンド、THE BITE。これまで、コンピレーションへの参加や、カクバリズムからリリースされた7インチ、ライブCDなどで、着実に支持を集めてきた彼らが、待望のファースト・アルバム『ポケットにブルース』を完成させた。THE COLLECTORSやくるりなども手掛ける吉田仁(サロンミュージック)をサウンド・プロデューサーに迎えた本作は、ボブ・ディランから大きな影響を受けたフォーク・ロックから、パンク/ハードコアを通過したソリッドなロック・チューンまで、詩情溢れる歌詞を力強いサウンドで表現した8曲を収録。池袋のボブ・ディランとも囁かれるフロントマンの酒井と、THE BITEと並行して現在もJOHNS TOWN ALOHAでハードコアを鳴らし続けるギターの伊藤に、溢れる音楽への想いを語ってもらった。

(インタビュー・テキスト:タナカヒロシ 撮影:柏井万作)

PROFILE

THE BITE
伊藤敬(エレキ・ギター、コーラス)、岡林"コゾウ"大輔(ベース、コーラス)、酒井大明(アコースティック・ギター、ボーカル)、長友"デヴィ"清吾(ドラムス)。2006年、元BREAKfASTの酒井を中心に、パンク/ハードコアを通じて知り合った四人が、普通のロック・バンドをやってみようと結成。バックを務めるメンバーもNIAGARA33、EXCLAIMやU.G MANなどのハードコア・バンドで長くプレイしてきた面々だけに、そのBOB DYLAN、THE BANDやNEIL YOUNGなどからモロに影響を受けたサウンドは周囲を驚かせた。YOUR SONG IS GOODのJxJxが、THE BITEのライブを初めて見た時に「脅威的に古くさい音楽だ・・・」と呟いた(笑)という逸話が物語るように、酒井の音楽への愛が詰まりに詰まった楽曲は60‘S〜70’Sの古き良き音楽を新鮮に感じさせる。カクバリズムからのデビュー7インチに続き、司会にイルリメを迎えたスタジオ・ライブ盤「RADIO WALTZ」をリリース。そして、2010年、サウンド・プロデューサーに、吉田仁(サロンミュージック)を起用し1st Album 「ポケットにブルース」をリリース。
THE BITE production

ギャーって叫ぶだけじゃなくて、ちゃんと歌詞を歌ってみたいなという気持ちもあったし。

―THE BITEはメンバー全員が、もともとパンクやハードコアのバンドをやられていましたけど、それがなんでロックンロールやフォークに影響を受けたバンドをやることになったんですか?

バカヤローとか言いながら THE BITE インタビュー
酒井大明

酒井:もともと全員そういう音楽も好きで、ビートルズとか、ローリング・ストーンズとか、ハードコア一辺倒だったわけじゃないんですよ。俺はボブ・ディランが一番好きなんですけど。だから自然に、もうちょっとロックよりなものもやりたくなったんですよね。俺自身、ギャーって叫ぶだけじゃなくて、ちゃんと歌詞を歌ってみたいなという気持ちもあったし。

―もともとの音楽の目覚めは、どういう感じだったんですか?

酒井:小学生のときにビートルズとかを聴いて。

伊藤:僕はマドンナが大好きでした。

―おふたりともませた小学生ですね(笑)。ビートルズとかを聴くようになって、自分でも音楽をやりたいと?

酒井:そうですね。中学のときにジョン・レノンの“Stand By Me”とかを弾けるようになったらいいなと思って。それでギターを買ってもらって、一生懸命練習したのが最初ですね。中学のときはストーンズのコピーバンドとかをやって、高校になったらラモーンズとか、ジョニー・サンダースとハートブレイカーズとか。だから、いまは高校時代に戻ったような感じですね。

―おふたりは渋谷系全盛をリアルタイムで体験した世代ですよね?(※酒井は36歳、伊藤は35歳)

伊藤:モロその世代ですね。渋谷系からグランドロイヤル(※ビースティ・ボーイズが主宰していたレーベル)へって感じで。

酒井:でも、俺はそういうのは殆どいってない。

―それはなぜ?

酒井:流行りものが嫌だったんですよ。フリッパーズギターは同じ学校の先輩だったし。まぁ、年齢はだいぶ離れてるんですけど、同じ学年の女子とかが「小山田君かっこいい」とか言ってて。「バカ、ふざけんなよ」くらい思うじゃないですか(笑)。

―なるほど(笑)。ジェラシー的な感じですね。ハードコアの目覚めっていうのは?

酒井:最初に聴いたのは中学のときなんですけど、そのときはあんまり夢中にならなくて。同級生にビースティ・ボーイズを好きなやつがいて、ちょうど俺が中学のときに『Licensed To Ill』っていうファースト・アルバムが流行ってたんですけど、そいつが「ビースティ・ボーイズは昔はハードコア・バンドをやってたんだよ」って聴かせてくれて。いま思えば、よくそんなレア盤を持ってたなと思うんだけど(笑)。

―最初はハマらなかったんですね。

酒井:高校を出てからですね。フガジ〜マイナー・スレットを聴いてからです。やっぱハードコアって、ハタチ前後とかで聴くと、すごい影響を受けるというか。ワン、ツー、スリー、フォーでギャー!!!みたいな音楽って、ないじゃないですか。政治的な思想が強いところとかも魅力的に思えるし。それですっかり夢中になって、バンドを組んで。

2/4ページ:(ボブ・ディランは)好きに自分の音楽をやってるんですよね。しかも、それがちゃんと売れてるっていう。

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