仲條正義が40年以上に渡り、アートディレクションを手掛ける資生堂の企業文化誌『花椿』。そんな『花椿』の40年間分の軌跡をまとめた作品集『花椿ト仲條』の刊行を記念したトークショーが、2月15日(日)に青山ブックセンター本店内のカルチャーサロン青山で開催される。
仲條正義は1970年から『花椿』を手懸けるほか、松屋銀座、資生堂パーラーのロゴタイプとパッケージデザイン、東京銀座資生堂ビルのロゴとサイン計画など、ハイレベルなブランディングを要求される数々の仕事に携わり、成功へと導いてきた。70歳を過ぎた今でも、現役で活躍中。最近では、服部一成との2人展『仲條服部八丁目心中』を開催した。
当日の出演は仲條正義と『花椿ト仲條』の編集を手掛けた後藤繁雄に加え、ゲストに元『花椿』編集長の小俣千宣を迎える。
『花椿ト仲條』は、次々と誌面上で打ち出されていった仲條の斬新なビジュアルを、年代順に見ることができる書籍。30年以上前の紙面も未だ色あせる事はなく、資生堂の凛とした姿勢を伝えている。今回のトークショーでは、仲條正義のアートワークの秘密が明かされるはずだ。
『花椿ト仲條』刊行記念トークショー
2009年2月15日(日)17:00~19:00(開場16:30~)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
出演:仲條正義・後藤繁雄
ゲスト:小俣千宜(元資生堂文化デザイン部長・『花椿』編集長)
定員:120名
料金:500円(税込) 電話予約の上、当日精算
電話予約・問い合わせ:青山ブックセンター本店 03-5485-5511(10:00~22:00)
※トークショー終了後にサイン会あり(サイン会対象書籍『花椿ト仲條』)
(投稿:天沢もとき)