宮沢りえ主演ドラマ『グーグーだって猫である』追加キャストに長塚圭史、黒木華ら

10月からWOWOWで放送される宮沢りえ主演のテレビドラマ『グーグーだって猫である』の追加キャストが発表された。

今回明らかになった出演者は、宮沢が演じる漫画家・小島麻子の担当編集者・大森を演じる長塚圭史、アシスタントのミナミを演じる黒木華に加え、田中泯、岩松了、市川実和子、菊地凛子、中岡創一(ロッチ)。宮沢は共演者について「(長塚)圭史さんも、(黒木)華ちゃんもそうですが、本当にちらっとご出演頂いている方もふくめて、皆さんすごく個性にあふれて、表現力に長けている方達ばかりなので、毎日撮影現場に行くのが楽しみでした」とコメントしている。

同作の原作は、少女漫画家の大島弓子が東京・吉祥寺を舞台に飼い猫「グーグー」との日々を描いた同名の自伝的コミックエッセイ。2008年には小泉今日子主演で映画化もされた。テレビドラマ版では原作の世界観を踏襲しながら、連続ドラマとして新たなアプローチで再構築されたオリジナルストーリーが展開される。監督は『ジョゼと虎と魚たち』『のぼうの城』などの監督作品でも知られる犬童一心が手掛け、脚本を高田亮、音楽を高田漣が担当する。

犬童一心のコメント

猫と吉祥寺と宮沢りえ。しかも原作は敬愛する大島弓子。こんなにワクワクできる組み合わせ、こんな幸せは今後もうないのでは? と、心配になる。楽しさの足許に切なさがあり、痛みの行く先に至福が生まれ、画と画がぶつかりあい、説明できない、言葉にできない思いを堂々と恐れずに描く。そして、いつしか森羅万象がひとつになって奏で始める愛おしい響き。どこか、音楽のような物語。そんなものを作ろうとしたのかもしれません。めったにない、いや、かつてない、テレビドラマかもとふと思います。こんな自由な作品を作らせてもらい本当に感謝しています。

※記事掲載時、キャストの表記を誤って表記しておりました。訂正してお詫びいたします。

番組情報

連続ドラマW
『グーグーだって猫である』

2014年10月からWOWOWで放送
監督:犬童一心
脚本:高田亮
原作:大島弓子『グーグーだって猫である』(角川文庫)
音楽:高田漣
出演:
宮沢りえ
長塚圭史
黒木華
中岡創一(ロッチ)
市川実和子
菊地凜子
岩松了
田中泯
ほか

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