『ONE PIECE』が4週間ぶりに連載再開。劇場版の公開を間近に控え、いま何が起こっているか?

メイン画像:『ONE PIECE』102巻と『週刊少年ジャンプ』34号(撮影:編集部)

『ONE PIECE』が4週間の休載を経て、連載再開。いまなぜ話題に?

7月25日発売の『週刊少年ジャンプ』34号にて、尾田栄一郎原作による漫画『ONE PIECE』の最新話が4週間ぶりに更新された。

「海賊王」ゴール・D・ロジャーが残したという「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマンを描いた『ONE PIECE』。連載25周年を迎えた今年、本作は過去最高の盛り上がりを見せており、6月20日発売の『週刊少年ジャンプ』29号を区切りに4週間の休載に突入した際は、Twitterで「#今週のワンピ」がトレンド1位を獲得するなど大きな話題を呼んだ。

休載のお知らせを含む原作者からのメッセージ。ONE PIECE スタッフ【公式】Twitterアカウントより

休載期間中も『週刊少年ジャンプ』にはさまざまな情報が掲載され、さらに7月22日の朝日新聞と読売新聞の朝刊に「今後の原作内容に関わる広告」が掲載されるなど、今後の展開を期待させる施策を数多く実施。満を持して連載再開となった最新1054話は、大きな衝撃を含んだ内容となった。

ONE PIECE スタッフ【公式】Twitterアカウントより

※以下より、コミックス未掲載の内容に関する記述が含まれています。あらかじめご了承下さい

過去最高の盛り上がりを見せる『ONE PIECE』、いま何が起こっているのか?

振り返っておきたいのは、4週間の休載でなぜここまで話題になっているのかということだ。

長い連載期間をかけて数多くの伏線を張り巡らせていることでも知られる『ONE PIECE』だが、現在『週刊少年ジャンプ』では、約4年にわたって繰り広げられた「ワノ国編」のクライマックスが描かれようとしているのと平行し、25年のあいだに散りばめられたさまざまな謎や伏線が回収されていっている。

コミックス101巻発売を記念したCM。映像のなかには「それは運命を変える実。」「ワノ国で、すべてが繋がっていくーー。」という意味深な言葉が並んだ

たとえば、ルフィが第1話の食べた「悪魔の実・ゴムゴムの実」が第1044話で別の名前を持っていることが判明し、第1049話ではワノ国で対峙した四皇カイドウの過去に加えて、多くの伏線を隠しているであろう「ロックス海賊団」が併せて描かれるなど、着実に『ONE PIECE』の世界の謎が明らかにされはじめている。

実際に、休載期間中の7月18日には、オフィシャルTwitterにて「今まで隠してきたこの世界の謎 全部描いていきます」「だいたい下ごしらえが終わります。25年かかりました笑」といった作者直筆のメッセージも投下され、物語は最終章に突入し、クライマックスに向けて加速の様相を呈している。2019年には『ONE PIECE』が「あと5年で終わりたい」という作者の発言もあったが(※)、それもいよいよ現実を帯びてきたと言えそうだ。

※2019年8月30日にYouTuber「Fischer's-フィッシャーズ-」の投稿した動画(YouTubeを開く

ONE PIECE スタッフ【公式】Twitterアカウントより

最新1054話「炎帝」では、第925話と第956話でも描かれた、ルフィの義兄「サボ」に関する新聞記事の内容が回収され、「今後の原作内容に関わる広告」として新聞掲載された赤髪海賊団の船長(大頭)の赤髪のシャンクス、副船長のベン・ベックマンのやりとりも収録。

また8月6日に公開を控える劇場版『ONE PIECE FILM RED』においても、赤髪のシャンクスとその娘とされる「ウタ」の登場が確定している。シャンクスは第1話から登場し、たびたび意味深な描写が存在しているのもあり、その伏線や謎の行方、原作と劇場版のリンクにも注目が集まっている。

『ONE PIECE FILM RED』予告編

劇場版の公開直前に刊行される『週刊少年ジャンプ』35号にも『ONE PIECE』は掲載されることが予告されており、目の離せない展開が予想される。なお、コミックス最新103巻の発売は8月4日であると発表された。

作品情報
『ONE PIECE FILM RED』
2022年8月6日(土)公開

原作・総合プロデューサー:
尾田栄一郎(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)

監督:谷口悟朗
脚本:黒岩勉

©尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
配給:東映
作品情報
『ONE PIECE(103)』
2022年8月4日(木)発売
著者: 尾田栄一郎
価格:484円(税込)
発行:集英社


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