映画パンフレット文化の継承・発展・発信を目的とする有志団体「映画パンフは宇宙だ!」から、書籍『PATU BigBang! 週刊「GOLD TOWN」about「私立探偵 濱マイク」シリーズ』が刊行される。
同書では、林海象監督、永瀬正敏主演の映画『私立探偵 濱マイク』シリーズを多角的に掘り下げ、誕生の経緯や制作の舞台裏、作品の魅力を紹介。横浜・黄金町を舞台にハードボイルドな探偵・濱マイクの活躍を描いた同シリーズは、1994年から1996年にかけて映画『我が人生最悪の時』『遥かな時代の階段を』『罠 THE TRAP』が公開されたほか、2002年のテレビドラマシリーズ、2022年の舞台化、2023年の4Kリマスター版上映など長年にわたって愛されている。
林監督が作品に込めた想いや制作の背景について語る特別寄稿や、林監督とプロデューサーの古賀俊輔がシリーズ誕生の裏話や制作秘話を明かすインタビュー、横浜の名画座「シネマ・ジャック&ベティ」の支配人・梶原俊幸と『ディープヨコハマをあるく』の著者・佐野亨が黄金町と「濱マイク」の関係、横浜の映画文化の変遷について語り合う対談が掲載される。
同書では『私立探偵 濱マイク』の世界に没入できるよう、週刊誌スタイルのデザインを採用。各作品のストーリーやキャラクター紹介、「幻の」第4作目『血と薔薇』をコミカライズした企画、超カルトクイズも収録される。
11月23日開催の『文学フリマ』で先行販売。11月29日から一般販売される。
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